Maya ASCII ファイル フォーマットの概要
 
 
 

Maya シーン ファイルでは、ジオメトリ、ライティング、アニメーション、レンダリングなど、シーンのさまざまな構成要素や属性を定義します。

Maya シーンは、バイナリ ファイルか ASCII ファイルとして保存されます。 ASCII ファイルは簡単に編集できます。

Maya の MEL® プログラミング言語を使用してスクリプトを作成されている場合、すでに Maya ASCII ファイル フォーマットのことはよくご存知です。Maya ASCII ファイルで使用されるのは、数百ある MEL 言語のうち、次の 11 種類に限られています。

Maya ASCII ファイル内での動作が保証される MEL コマンドは上記に限られています。

MEL にあまり詳しくない場合は、作業の前にマニュアルに目を通しておいてください。 詳細については、『MEL とエクスプレッション』マニュアルの「 MEL の概要」を参照してください。

MEL スクリプト内の各ステートメントは、1 つのキーワードで始まり、一連のオプションと引数が続き、最後はセミコロンで終了します。1 つのステートメントは、ファイル内の複数の行にわたって記述することができます。

この章の例では、次のタイプフェース(字体)を使用して、キーワード、オプション、引数を表しています。

キーワードとオプションは太字で表記します(例: bump-s)。 オプションの前には常にハイフン文字(-)が付きます。

引数は斜体で表記します(例: u、file.txb)引数の名前は任意のラベルです。 スクリプト内では実際の数値または文字列を使用してください。