ネットワークに接続しているユーザの中には、使用可能な Maya の機能すべてを使う必要はないという人もいるでしょう。必要な人が必要な機能を使用できるように、特定のユーザに対してオプション ライセンスを有効にしたり無効にしたりすることが可能です。
たとえば、ネットワーク上に Maya Complete ライセンスはいくつかあるが、Unlimited のライセンスは 1 つしかないと仮定します。このような場合、一部のユーザが Unlimited ライセンスを使用できないように、Unlimited ライセンスを受け取らないユーザを指定することができます。
たとえば、各ユーザの Maya.env ファイルに以下のラインを含めることができます。
MAYA_LICENSE = complete
Maya.env ファイルのセットアップ方法の詳細については、Maya ヘルプの「環境変数」マニュアルを参照してください。代替の方法として、環境設定を設定することもできます。
一時的に Maya Unlimited を使用する必要が生じた場合には、Maya.env を編集するのではなく、Maya.env の設定をオーバーライドする以下のコマンドを使用して Maya を起動させます。