アトリビュートのタイミングを変更する
 
 
 

ボールの移動速度が遅すぎるようです。以下の手順に従って、グラフ エディタ(Graph Editor)を使用してボールの動きを速くします。具体的には、ボールのアニメーションが 3 秒(72 フレーム)ではなく、2 秒(48 フレーム)で終了するようにします。

ボールが移動するアニメーションのスピードを上げるには

  1. 両方のカーブにあるキー ポイントすべてをドラッグしてセレクション ボックスで囲みます。
  2. スケール ツール(Scale Tool)を選択します。
  3. フレーム 1(フレーム 0 の少し右側)のグラフ上で中マウス ボタンをクリックして押したままにします。

    疑問符の形をしたアイコンが表示されます。このアイコンは、表示された位置からスケーリングが行われることを表しています。アニメーションをフレーム 1 に向かって内向きにスケールする必要があるため、ドラッグ操作もフレーム 1 から始めます。

  4. マウス ボタンから指を離さずに、両方のカーブの右端にあるキー ポイントがだいたいフレーム 48 に来るまで、左方向にドラッグします (選択されているため、右端のキー ポイントは黄色に変わっています)。

    これにより、両方のカーブが対称的にフレーム 1 に向かってスケールされます。これで、ボールのアニメーションがフレーム 1 から 72 ではなく、フレーム 1 から 48 まで再生されるようになりました。ボールは前よりも短い時間でシーンを横切るようになる、つまり、より速く動くようになります。

    フレーム範囲の中央からドラッグを始めると、スケール操作により、カーブがフレーム範囲の中央に向かって引っ張られます。キー ポイントを整数値にスナップすると、キーフレームを一定のタイミングに保つことができます。

  5. グラフ エディタ(Graph Editor)ウィンドウを広げてグラフがはっきり見えるようにします。同時に、ビューをドリーするか、グラフ エディタ ウィンドウでビュー > 選択項目をフレームに収める(View > Frame Selection)を選択します。