この章では、Linux 版 Maya のインストール方法について説明します。インストールが完了したら、Maya のライセンス発行を行ってください。以下のいずれかに該当する場合は、Maya ライセンスのインストールが必要です。
Maya のアップグレードの詳細については、 本章の対象ユーザ Maya のライセンスを発行するを参照してください。インストールに問題が生じた場合は、 トラブルシューティングを参照してください。
このセクションでは、GUI を使用して Linux 版 Maya をインストールする方法について説明します。
インストール対象を、Autodesk Maya 2009、Autodesk Maya 2009 マニュアル、Autodesk ライセンス ツール(デフォルト)の中から選択します。次へをクリックします。
rpm ユーティリティを使用して Maya をインストールする
このセクションでは、rpm コマンド ライン ユーティリティを使って Linux 版 Maya をインストールする方法について説明します。rpm コマンドでは、-i フラグまたは -ivh フラグのどちらかを使ってプログラムをインストールできます。-ivh フラグを使用した方が、インストール時に詳細な説明が表示されます。
mount -r /dev/dvd /mnt/dvd
cd /mnt/dvd/Linux
rpm -ivh AWCommon-11.5-#.i686.rpm Maya2009_0_64-2009.0-#.x86_64.rpm
rpm -qa | egrep 'AWCommon|Maya'
詳細については、 Maya をアンインストールするを参照してください。
Maya 2009 では、標準インストールの一部として必要な libxm.so.3 ライブラリが Maya lib ディレクトリに追加されるため、openMotif runtime rpm をインストールする必要はありません。
(64-bit) rpm -ivh Maya2009_0_64-docs_en_US-2009.0-#.x86_64.rpm
(64 ビット)/usr/autodesk/maya2009-x64
Maya ソフトウェアが正常にインストールされたら、DVD をアンマウントして取り出し、安全な場所に保管します。Maya のライセンス発行の章へ進むか、Maya を 1 ライセンスのみお使いになる新規ユーザの方は、ライセンス発行クイック スタートの章を参照してください。
/usr 以外のファイル システム上に Maya をインストールする
デフォルトでは、Maya は /usr パーティションにインストールされます。ディスク容量の不足などで別のファイル システム上に Maya をインストールする場合は、/usr/autodesk/maya2009-x64 からそのファイル システムへのシンボリック リンクを作成します。
たとえば、/freespace というファイル システムに Maya 2009 の 64 ビット バージョンをインストールする場合、以下のコマンドを入力します。
su root
ln -s /freespace/autodesk/maya2009 /usr/autodesk