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ホーム: Autodesk Maya オンライン ヘルプ
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Linux に Maya をインストールする
mental ray(satellite)をインストールする
Linux に関するその他の注意事項
以降の Linux に関する注意事項では、Maya が Linux 上で稼動するように設定するための特別な情報を提供し、Linux 版 Maya とその他のバージョンとの違いについても説明します。また、Linux オペレーティング システム上で
Maya を使用する場合に特有のその他の情報も提供します。制限事項とその回避策の詳細については、『Maya 2009 リリース ノート』も参照してください。
プラグインとスタンドアロン型プログラムをコンパイルする
Linux 上の Maya 2009 のプラグインとスタンドアロン アプリケーションをコンパイルするには、リリースされている gcc 4.1.2 コンパイラを使用します。Maya は RHEL 4 WS 上で、このコンパイラを使用してコンパイルされています。さらに、いくつかのライブラリやシンボリック
リンクは Maya ディレクトリ下の /lib ディレクトリにインストールされ、Linux システムの通常の操作が妨げられることはありません。
詳細については、『API ガイド』の
コンパイラの要件、
Linux 環境(64 ビット)、
Linux のコンパイラの要件を参照してください。
操作の違い
Linux システムにインストールした Maya も、Windows にインストールした場合とほとんど同じように動作しますす。
MayaScheme ファイルを使用してフォント、フォント サイズ、カラーを設定する
フォント、フォント サイズ、カラーは、MayaScheme ファイルを使用して設定できます。MayaScheme ファイルを使って、設定可能なテキストに使用される X Resources を指定することができます。デフォルト ファイルは /usr/autodesk/maya2009-x64/app-defaults/MayaScheme にあります。このファイルを、編集できるようにホーム ディレクトリの $HOME/app-defaults ディレクトリにコピーします。
既知の制限事項については、『Maya 2009 リリース ノート』を参照してください。
サポートされていない Maya の機能
Windows 版の機能のいくつかは、現在サポートされていません。これには、AVI や SGI ムービー フォーマットへの出力が含まれます。詳細については、『Maya 2009 リリース ノート』を参照してください。
Linux デスクトップの設定
Maya を Linux 上で使用するには、デフォルトの特定のキーボードとマウスとの対応を初期設定から変更する必要があります。デフォルトのままでは、Maya はパネルでのビューのタンブルやパンを行うためのコマンドなどを受け取れません。
Linux ウィンドウ マネージャが変わってキー対応が異なると、キーの対応とその設定手順も異なってきます。Linux システムはカスタマイズ性が高く、Maya で使用可能なシステム コンポーネントの組み合わせが非常に多くあり、Autodesk
が評価(すなわちテスト)できる限界をはるかに超えています。
これ以降では、最も一般的な構成を変更するために必要な手順について説明します。
KDE および Gnome デスクトップ構成
Maya を KDE や Gnome で適切に機能させるためには、マウス コントロールを若干修正する必要があります。Alt キーとマウス ボタンとのデフォルトの対応では、Maya ではうまく機能しません。Alt + マウス ボタンの対応をオフにすることをお勧めします。Maya
ではシーン ビューのタンブルに Alt キー + マウス ボタンを使用するため、これとのコンフリクトを避ける必要があります。
KDE や Gnome のバージョンが異なれば、キーの対応を選択する方法も異なってきます。使用している特定のウィンドウ マネージャでは以下の説明どおりには動かないという場合は、KDE や Gnome のマニュアルに記載されている手順を参照してください。
Red Hat で稼動する KDE
- KDE Control Center を開きます。
- Desktop を選択してから、Window Behavior を選択します。
- 次のいずれかを実行します。
- (Red Hat Enterprise Linux WS 4.0)Actions タブをクリックします。
- (Fedora Core 8) Window Actions タブをクリックします。
- 次のセクションで:
- (Red Hat Enterprise Linux WS 4.0)Inner Window、Titlebar、Frame
- (Fedora Core 8) Interactive Inner Window、Inner Window、Titlebar & Frame
修正キーには Meta、すべてのマウス操作の組み合わせを Nothing に設定します。
- Apply をクリックして Control Center を閉じます。
Red Hat で稼動する Gnome
- Gnome Panel を開きます。
- 次のいずれかを実行します。
- (Red Hat Enterprise Linux WS 4.0) Applications、Preferences、Windows の順で選択します。
- (Fedora Core 8)System、Preferences、Windows の順で選択します。
- Window Preferences ダイアログ ボックスで、"To move a window..." キーを Super に設定します。
(ここで Control または Alt を設定すると、Maya の使用時に問題が発生する可能性があります)。
- Close をクリックします。