スプライト(Sprite)アトリビュート
 
 
 

スプライト アニメーション(Sprite Animation)

スプライトにイメージをどのように割り当てるかを次のいずれかを選択します。

オフ(Off)

各パーティクルはその存続期間に渡っていくつかの固定イメージを使用します。

オン(On)

各パーティクルはイメージ シーケンスを順番に表示します。

スプライト開始オプション(Sprite Start Option)

イメージのシーケンスの中から、初期スプライトとして割り当てられるイメージを選択する方法を次のいずれかを選択します。

1 番目(First)

すべてのパーティクルで、シーケンスの先頭イメージが使用されます。

パーティクル ID(particleid)

イメージを選択するのにパーティクル ID の値を使用します。パーティクル ID(particleid)の値がシーケンスのイメージ数よりも大きい場合、先頭のイメージに戻ります。

ランダム(Random)

シーケンスの中からランダムにイメージを選択します。

カスタム(custom)

イメージの選択にパーティクルのスプライト数 PP(spriteNumPP)の値を使用します。パーティクルの作成エクスプレッションを編集して、スプライト数 PP の値を設定する必要があります。詳細については、 スプライト ウィザード(Sprite Wizard)でスプライトをカスタマイズするを参照してください。

ランプ(ramp)

ランプをパーティクル オブジェクトのスプライト数ランプ(spriteNumRamp)アトリビュートにコネクトします。ランプはイメージの選択を決定するもので、これを編集してそれぞれのイメージをどのスプライトが受け取るかを決定できます。

スプライト サイクルのパターン(Sprite Cycle Pattern)

イメージのサイクルを次のいずれかを選択します。

リニア アップ(linearUp)

イメージのシーケンスを一定のスピードで再生します。

イーズ アップ(easeUp)

イーズ イン、イーズ アウトでシーケンスを再生します。シーケンスの最初のイメージと最後のイメージはより長時間使用されます。

リニア アップ ダウン(linearUpDown)

イメージのシーケンスを一定のスピードで再生します。シーケンスの最後に到達すると、逆方向に再生します。

イーズ アップ ダウン(easeUpDown)

イーズ イン、イーズ アウトでシーケンスを再生します。シーケンスの最後に到達すると、逆方向に再生します。

カスタム(custom)

イメージの選択にパーティクルのスプライト数 PP(spriteNumPP)の値を使用します。パーティクルの作成エクスプレッションを編集して、スプライト数 PP(spriteNumPP)の値を設定する必要があります。詳細については、 スプライト ウィザード(Sprite Wizard)でスプライトをカスタマイズするを参照してください。

ランプ(ramp)

ランプをパーティクル オブジェクトのスプライト数ランプ(spriteNumRamp)アトリビュートにコネクトします。ランプはイメージの選択を決定するもので、これを編集してそれぞれのイメージをどのスプライトが受け取るかを決定できます。

スプライト サイクルの長さ(Sprite Cycle Length)

各アニメーション サイクルの長さを制御します。これはライフスパン時に一度のみサイクルします(Cycle only once during lifespan)オプションが無効になっている場合にのみ有効です。

スプライト反転サイクル(Sprite Invert Cycle)

ランプの値の意味を反転します。値が大きいほどシーケンスの最初に近いイメージが使用されるようになります。

すでに定義されているアトリビュート

すでに定義されているベクトル配列アトリビュートの一覧を下に示します。

アトリビュート(Attribute) アトリビュートの追加方法

rgbPP (カラー)

詳細については、 パーティクル カラーを設定するを参照してください。

rampPosition、rampVelocity、rampAcceleration

何もする必要はありません。パーティクル オブジェクトには、デフォルトでこれらのアトリビュートがあります。

goalOffset

詳細については、 ゴールを作成する ダイナミック アトリビュートを追加するを参照してください。

アトリビュート(Attribute) アトリビュートの追加方法

opacityPP (不透明度)

詳細については、 パーティクルの不透明度を設定するを参照してください。

radiusPP (メタボール サーフェス、クラウド、または球体の半径)

詳細については、 ダイナミック アトリビュートを追加するを参照してください。

emitterNameRatePP(ポイント エミッタの放出レート)

詳細については、 ポイント エミッタの異なるポイントからの放出を多様化するを参照してください。

goalPP (ゴール ウェイト)

詳細については、 パーティクル単位でゴール ウェイトを設定するを参照してください。

goalU および goalV (ゴールの NURBS U および V 位置)

詳細については、 ダイナミック アトリビュートを追加するを参照してください。

mass

何もする必要はありません。パーティクル オブジェクトにはデフォルトでこのアトリビュートがあります。

spriteNumPP、spriteScaleXPP、spriteScaleYPP、および spriteTwistPP(スプライトのファイル名拡張子、X 軸イメージ スケール、Y 軸イメージ スケール、およびイメージ回転角度)

詳細については、 ダイナミック アトリビュートを追加するを参照してください。

traceDepthPP (コリジョン検出の精度)

詳細については、 ダイナミック アトリビュートを追加するを参照してください。

入力 U(Input U)または入力 V(Input V)メニュー

なし(None)

アトリビュートはランプ コンポーネントに作用しません。これは、入力 U のデフォルト設定です。

パーティクルの存在時間(Particle’s Age)

パーティクル オブジェクトの ageNormalized アトリビュート。このアトリビュートは、その生成から消滅までが 0 から 1 の値に正規化されたパーティクルの存在時間を含みます。これは、入力 V のデフォルト設定です。

注:Maya はパーティクルの存在時間(ageNormalized)だけを 0 から 1 に正規化します。その他のアトリビュートはすべて、リテラル値を持つランプ コンポーネントを制御します。アトリビュートが 0 から 1 までの範囲を超える場合、ランプの値は 0 に戻って解釈されます。たとえば、値 1.5 は、値 0.5 と同じランプ内の位置を表します。
attributeUPP または attributeVPP

ランプ コンポーネントを制御するカスタム アトリビュートを作成します。このアトリ ビュートに付けられる名前は attributeUPP または attributeVPP です。ここで、attribute はメニューに表示されるアトリビュートの名前です。このアトリビュートは、エクスプレッション、ランプ、またはコンポーネント エディタ(Component Editor)を使用して設定することができます。

attributeUPP または attributeVPPアトリビュート エディタ(Attribute Editor)からでも選択できます。ランプにコネクトしているパーティクル単位のアトリビュートのアトリビュート フィールドを右クリックし、マウス カーソルを矢印に置いて右にスライドさせ、attributeUorVPP > arrayMapper2.outValuePP を選択します。

その他のアトリビュート

入力 U および入力 V メニューには、パーティクル オブジェクトのすべての float 配列アトリビュートもリストされます。いずれかのアトリビュートを選択して、ランプ コンポーネントを制御することができます。

コネクションの解除(Break Connection)

パーティクルのシェイプ ノードへの配列マッパの入力を解除します。このメニュー項目を選択しても、ランプ ノードまたは配列マッパは削除されません。このメニュー項目は、コネクションを解除するときにランプを削除したくない場合に使用します。

配列マッパの削除(Delete Array Mapper)

配列マッパを削除することによって、パーティクルのシェイプ ノードへの配列マッパの入力を解除します。他にコネクションがある場合は、ランプは削除されません。このメニュー項目は、シーン内でランプを使用する必要がなくなった場合に選択します。

最大数(Max Count)

放出されたパーティクル オブジェクトがエミッタから受け付けることができるパーティクル数を制限します。

たとえば、最大数を 20 に設定すると、パーティクル オブジェクトはパーティクル数が 20 になるまで新しいパーティクルを受け付け、その数が 20 に達すると放出がオフになります。パーティクルが消滅してパーティクル数が 20 未満になると、20 になるまで新しいパーティクルが放出されます。

デフォルト値の -1 は、制限がないことを意味します。

LOD(Level of Detail)

放出されるパーティクルの数をスケールします。0 から 1 の範囲の値を入力すると、放出レートを 0 から 100% の間でスケールすることができます。放出レートをスケール ダウンすると、シーンの再生スピードが上がります。

不透明度の継承(Inherit Opacity)

アルファ情報、すなわちアルファ値のゲイン(Alpha Gain)アルファ値のオフセット(Alpha Offset)、およびコントラスト(Contrast)(存在する場合)を使用してパーティクルにテクスチャの透明度を適用します。不透明度の継承をオンに設定した場合、次のアトリビュートを使用することができます。

輝度の使用(Use Luminance)

透明度のソースとして、アルファ情報の代わりにテクスチャの輝度を使用します。

不透明度の反転(Invert Opacity)

アルファ情報またはテクスチャの輝度のどちらを使用する場合でも、テクスチャの透明度とは逆の透明度をパーティクルに適用します。