リンクル ツール(Wrinkle Tool)
 
 
 

リンクル(Wrinkle)デフォーマは、リンクル ツールを使用して作成します。作成されるリンクル デフォーマは、リンクル ツールのツール設定(Tool Settings)オプションによって特徴付けられます。

詳細については、 リンクル(Wrinkle)デフォーマとは リンクル(Wrinkle)デフォーマを設定するも参照してください。

リンクル ツール(Wrinkle Tool)メニュー項目は、アニメーション(Animation)メニュー セットのデフォーマの作成(Create Deformers)メニューにあります( デフォーマの作成 > リンクル ツール(Create Deformers > Wrinkle Tool))。

リンクル設定(Wrinkle Settings)

タイプ(Type)

リンクル デフォーマのタイプを指定します。接線方向(Tangential)放射状(Radial)、またはカスタム(Custom)を選択します。デフォルトは放射状です。

接線方向

接線方向リンクル デフォーマは、だいたい平行なインフルエンス ワイヤで構成されています。接線方向リンクル デフォーマは、単一の NURBS サーフェスに対してのみ使用することができます。

放射状

放射状リンクル デフォーマは、車輪のスポークのように、1 点から外側に放射状に伸びるインフルエンス ワイヤで構成されています。放射状リンクル デフォーマは、単一の NURBS サーフェスに対してのみ使用することができます。

カスタム

カスタム リンクル デフォーマは、意図したエフェクトに最適な方法で作成したインフルエンス ワイヤで構成されています。カスタム リンクル デフォーマは、NURBS サーフェス、ポリゴン サーフェスおよびラティスなど、いかなるオブジェクトも変形させることができます。

総数(Amount)

リンクル デフォーマの親インフルエンス ワイヤの数を指定します。インフルエンス ワイヤの総数には、放射状枝の数(Radial branch amt.)オプションと放射状枝のデプス(Radial branch depth)オプションで指定する子インフルエンス ワイヤも含まれます。スライダを使用して、0 ~ 20 の間で値を選択します。デフォルト値は 3 です。

厚み(Thickness)

各インフルエンス ワイヤからインフルエンスを受ける、サーフェスの減衰領域を指定します。スライダを使用して、0.0000 ~ 2.0000 の間で値を選択します。デフォルトは 1.0000 です。

ランダム度(Randomness)

総数(Amount)強度(Intensity)放射状枝の数(Radial Branch Amount)放射状枝のデプス(Radial Branch Depth)の各オプションの設定に、リンクル(Wrinkle)デフォーマ がどれだけ従うかを指定します。スライダを使用して、0.0000 ~ 1.0000 の間で値を選択します。デフォルトは 0.2000 です。

強度(Intensity)

リンクル デフォーマで作成する折り目の鮮明さを指定します。最小値(0)にすると、折り目がスムースになります。最高値(1)を指定すると、鋭く険しい折り目になります。スライダを使用して、0.0000 ~ 1.0000 の間で値を選択します。デフォルトは 0.5000 です。

放射状枝の数(Radial branch amt)

親インフルエンス ワイヤから伸びる子インフルエンス ワイヤの数を指定します。このオプションは放射状リンクル デフォーマでのみ使用できます。スライダを使用して、0 ~ 10 の間で値を選択します。デフォルトは 2 です。

放射状枝のデプス(Radial branch depth)

それぞれの親インフルエンス ワイヤから伸びる子インフルエンス ワイヤのレベル数、すなわちインフルエンス ワイヤの階層の深さを指定します。放射状枝のデプス(Radial Branch Depth)値を大きくすると、指数関数的にインフルエンス ワイヤの総数が増えます。このオプションは放射状リンクル デフォーマでのみ使用できます。スライダを使用して、0 ~ 4 の間で値を選択します。デフォルトは 0 です。