シェーディング カラーを使用して流体にカラーを適用する
流体コンテナにはシェーダが組み込まれており、これを使用すると、コンテナのカラーやテクスチャなどのアトリビュートを変更して流体に特定の外観を与えることができます。
シェーディング カラーを使用して流体にカラーを適用するには
- 流体コンテナを選択します。
- fluidShape アトリビュート エディタのコンテンツの方法(Contents Method)セクションで、カラー方法(Color Method)をシェーディング カラーの使用(Use Shading Color)(デフォルト)に設定します。
- アトリビュート エディタのシェーディング(Shading)セクションを開き、カラー(Color)セクションで入力カラー(Color Input)を選択し、ランプのカラーを設定します。
ランプのカラーは選択した入力カラー(Color Input)の値にマップされます。ランプの左端(位置 0)のカラーは入力値 0 にマップされます。ランプの右端(位置 1)のカラーは入力値 1 にマップされます。
詳細については、
カラー(Color)を参照してください。
組み込みシェーダを使用して流体の白熱光(Incandescence)と不透明度(Opacity)を設定することもできます。
グリッドを使用して流体にカラーを適用する
ほかの流体プロパティと同様に、グリッドにカラーを追加すると、各ボクセルに配置されたカラー値を正確に制御することができます。
デフォルトのグリッド カラーは、カラーを追加するときにフリンジが発生するのを最小限に抑えるため、緑/茶色(RGB 0.4 0.4 0.3 に近い色)になっています。これをグリッド カラーとして使用したくない場合は、適切なカラーでカラー グリッドを塗りつぶし、それを初期状態として設定してください。詳細については、
値でコンテナを塗りつぶすと
流体の初期状態を参照してください。
ダイナミック グリッドにカラーを追加すると、流体ダイナミクスの方程式を使用してカラー値にソルバが実行されます。
グリッドにカラーを追加するには以下の方法があります。
コンテナにカラーを放出するには
- コンテナに流体エミッタを追加します。詳細については、
コンテナへ流体エミッタを追加するを参照してください。
- fluidEmitter アトリビュート エディタの流体アトリビュート(Fluid Attributes)セクションで、放出流体カラー(Emit Fluid Color)をオンにします。
カラー方法(Color Method)がダイナミック グリッド(Dynamic Grid)に設定されていない場合、設定するよう求めるプロンプトが表示されます。
- カラー サンプルをクリックしてカラー チューザ(Color Chooser)を開き、流体のカラーを選択します。
- Maya メイン ウィンドウの下部にある再生コントロールを使用してシミュレーションを再生します。
注:カラー方法がダイナミック グリッドに設定されている場合、密度値を放出していてカラーを放出していないコンテナ内のエミッタはデフォルトのグリッド カラー(緑/茶色)になります(密度値がすでにグリッド内に存在するので)。