イメージ、一連のイメージ ファイル、またはムービー ファイルをインポートし、イメージ プレーンにマッピングしてシーンのバックドロップとして使用することができます。このバックドロップは、次の用途で使用することができます。
イメージ プレーンは、カメラのファー クリッピング プレーンで自動的に作成されます。イメージ プレーンはカメラと直交し、カメラにペアレント化されています。このため、カメラが移動、または注視点が変わっても、イメージ プレーンはシーンの背後にあるビュー全体をカバーします。
カメラごとに複数のイメージ プレーンを作成し、デプスに順序付けられた面白いバックグラウンドを作成することができます。イメージ プレーンを作成、編集、または配置するには、 イメージ プレーンを作成、編集、または配置するを参照してください。
イメージ プレーン アトリビュート（Image Plane Attributes）は、イメージ プレーンの外観と配置をコントロールします。イメージ プレーンのアトリビュートの詳細と変更方法のガイドラインについては、 イメージ プレーン（Image Plane）を参照してください。
イメージをイメージ プレーンとしてインポートするときは、次のような構文を使用します。
スタティック イメージ ファイル バックグラウンドは、単一のイメージ ファイルをバックグラウンドとして使用します。このバックグラウンド イメージは、アニメーションの中で変化しません。
スタティック イメージ ファイル バックグラウンド作成の詳細については、 スタティック イメージ ファイル バックグラウンドを作成するを参照してください。
一連のイメージ ファイルやムービー ファイルを使用してアニメーション イメージ ファイル グラウンドを作成することができます（ムービー ファイルは、一連のイメージ ファイルよりもはるかに高速に、ビュー内で更新します）。
アニメーション イメージ ファイル バックグラウンド作成の詳細については、 アニメーション イメージ ファイル バックグラウンドを作成するを参照してください。
イメージ ファイル バックグラウンドは、シーン内のオブジェクトの背後に存在する 2D イメージです。しかし、バックグラウンド イメージ内のオブジェクトを表すスタンドイン サーフェス（代替サーフェス）を作成して、3D バックグラウンドをシミュレートすることができます。これにより、次のような操作が可能になります。
イメージ ファイル バックグラウンドを作成する前に、カメラおよびカメラのビューをセットアップし、バックグラウンド イメージの記録に使用したカメラと一致させます。カメラのセットアップの詳細については、『レンダリング』マニュアルの「 Maya のカメラの種類」を参照してください。
