コンテナ ノードを使用してノードを論理的なノード グループにまとめると、ハイパーシェード(Hypershade)の作業領域(Work Area)をより効率的に配置することができます。たとえば、シーン内に複数回表示される複雑なシェーディング ネットワークがある場合、各ネットワークをコンテナにグループ化すると、作業領域(Work Area)をよりシンプルにすることができます。
コンテナ ノードは、シーン内の特定の項目に関連するノードの表示を簡略化したり、特別な目的のために複数のノードをまとめたりすることができる特殊なノードです。
コンテナ ノードは角の丸い太い境界アウトラインによってハイパーシェード(Hypershade)のその他のノードと区別されます。
コンテナ ノード内でノード間の階層(親/子)リレーションシップが変更されることはありません。Maya の他のノードの場合と同じように、アトリビュートを追加、修正し、コンテナ ノード上でアトリビュートのコネクションを作成します。詳細については、『Maya の基本』マニュアルの「 カスタム アトリビュートを作成、編集、削除する」と「 入力および出力アトリビュートをコネクトする」を参照してください。
コンテナ ノード内のノードを選択する方法は、ハイパーシェード(Hypershade)の他のノードを選択する方法とまったく同じです。
コンテナ ノードは、ハイパーシェード(Hypershade)の編集(Edit)メニューか、ハイパーシェード(Hypershade)のツール バーにあるアイコンを使用して作成および削除することができます。
コンテナ ノードの境界をダブル クリックするか、ハイパーシェード(Hypershade)のツール バーにあるアイコンを使用すると、コンテナ ノードの表示を展開したり折り畳んだりすることができます。コンテナ ノードを展開すると、含まれているノードを表示できます。コンテナ ノードを折り畳むと中身の表示が減るので、含まれているノードは単一のノードとしてグラフ表示に表示されます。コンテナ ノードを展開したり折り畳んだりしても、中身には影響せず、また、コンテナ ノード内のノードのコネクションとアトリビュートにも影響しません。
展開したコンテナ ノードは、その背後にあるノードが分かるように半透明のバックグラウンドで表示されます。コンテナ ノードの内側と外側のアトリビュートのコネクションも表示されます。
ハイパーシェード(Hypershade)でコンテナ ノードを作成するには
ハイパーシェード(Hypershade)の作業領域(Work Area)にコンテナ ノードが作成され、その中に選択したノードが表示されます。
ハイパーシェード(Hypershade)からコンテナ ノードを削除するには
選択したコンテナ ノードがハイパーシェード(Hypershade)の作業領域(Work Area)から削除されます。削除されたコンテナに対して存在したコネクションは、その過程で削除されます。
選択したコンテナ ノードが、その中に含まれているノードを表示するサイズに展開されます。コンテナ ノードはノードが収まるように自動的にサイズ変更されます。