ファー ディスクリプションは、ファーのすべてのアトリビュート(ファーのカラー、太さ、長さ、生え具合、不透明度、カール、密度など)を定義します。Maya には、ファー ディスクリプション プリセットが用意されています。このプリセットをそのまま使うこともできますし、ユーザ独自のファー ディスクリプションを作成するときのひな型として使うこともできます。
ファーを適用する必要のないサーフェスはすべて、既にリファレンス ディスプレイ レイヤに割り当てられています。これにより、ファー ディスクリプションの適用が簡単になります。
モデルにファー ディスクリプション プリセットを割り当てるには
ExtraParts リファレンス ディスプレイ レイヤに割り当てたサーフェスを除き、熊のモデル上にあるすべてのサーフェスが選択されます。
モデルで選択されているサーフェスに、ヒヨコ ファー プリセットが割り当てられます。
モデルに表示されている黄色いスパイクを見てください。これはファー フィードバックと呼ばれ、レンダーしたときにファーがどのように表示されるか、その概観を表したものです。
ファー フィードバックには、カラー、密度、長さ、方向、縮れ具合など、さまざまなファーのアトリビュートが表示されます。ファー フィードバックを見ることにより、シーンをレンダーしなくても、瞬時にファー アトリビュートに対する変更の効果を確認することができます。
モデルの脚や腕、頭頂部のファー フィードバックは、胴体や鼻先のサーフェスに表れるファー フィードバックと異なっていますが、このフィードバックは割り当てられたサーフェスすべてで同じであることが必要です。これは、割り当てられたサーフェスによって、サーフェス法線の向きが違うことを示しています。