Maya 2008 以降、mental ray for Maya で、一般的な mental ray ライト リンクが使用可能です。シェーダが独自のライト リンクを処理する必要がなくなりました。すべての Maya リンク情報は mental ray コアによって自動的に処理され、シェーダは関連するライト情報を自動的に受け取ります。
Maya が提供するすべての mental ray シェーダは、この新しい機能で自動的に処理されるように設定されています。ライト リンク モードはプリセットされています。
さらに、この機能により、カスタム mental ray シェーダの統合ワークフローが簡略化されました。以前は、Maya ライト リンクを使用するには、シェーダに専用のコードが必要でした。このコードを削除できるようになったため、安全性が向上します。詳細については、Maya2010/devkit/mentalray/docs/writingShaders にあるサンプルと readme.txt を参照してください。
すべての mental ray シェーダで、4 つのライト リンク モードからいずれかを選択できます。このモードは、mental ray シェーダ ノードの Light Linking セクションで設定できます。
ライト パラメータを使用するイルミネーション。ライトが指定されていない場合は、インスタンス ライト リストが使用されます。インスタンス ライト リストが指定されていない場合は、シーンのすべてのライトが使用されます。
包含モードで指定したライトを使用するイルミネーション。すなわち、ライト インスタンスのグループのインスタンスが、グループのすべてのライト インスタンスに評価されます。
インスタンス ライト リストを使用します。インスタンス ライト リストが指定されていない場合は、シーンのすべてのライト インスタンスが使用されます。これがデフォルトの設定です。