コンテナのノードを親アンカーまたは子アンカーとしてパブリッシュして、コンテナとコンテナ外部のノード間に階層のアタッチメント ポイントを指定できます。さらに、コンテナをロックすると、ペアレント化のリレーションシップはアンカーとしてパブリッシュされている内部ノード上で作成または破棄することができます。
たとえば、キャラクタの肩を表すノードは、キャラクタの腕を表すコンテナにカプセル化できます。この肩ノードはキャラクタのボディ ノードの子に設定できます。このボディ ノードは腕のコンテナの外側にあります。この場合、肩は子アンカーとしてパブリッシュされます。
ノードを外部ノードにペアレント化するためにノードをアンカーとしてパブリッシュする必要はありませんが(コンテナがロックされていない場合)、ノードをアンカーとしてパブリッシュすることには多くの利点があります。親アンカーまたは子アンカーをパブリッシュすると、ファイル参照時のペアレント化への変更を記録するときに、パブリッシュ済みの名前が使用されます。これにより、親シーンを破棄することなく、参照するシーンのノードの名前を変更することができます。パブリッシュ済みアンカーを使用すると、アトリビュート値の転送(Transfer Attribute Values)オプションを使用して、このような親/子のリレーションシップを転送することもできます。最後に、コンテナをブラック ボックス(Black Box)モードにすると、ノードを確認することができます。詳細については、 パブリッシュ済みノードを参照してください。
コンテナの作成時にノードを親と子のアンカーとして自動パブリッシュすることもできます。
コンテナが、選択したノードがカプセル化された状態で作成されます。このノードは、ルート ノード、親アンカー、および子アンカーとして設定されます。
上記の方法と同様に、 アセット > ノードのパブリッシュ(Assets > Node Publishing) > ルート トランスフォームとしてパブリッシュ(Publish as Root Transform)オプション ウィンドウからルート ノードとして割り当てると、ノードをパブリッシュ済みの親または子アンカーとして設定することができます。