デフォルトでは、nParticle オブジェクトは nCloth オブジェクト、その他の nParticle オブジェクト、そしてそれ自体(セルフ コリジョン)と衝突できます。nParticle とその他の nucleus オブジェクトの間でコリジョンを発生させるには、これらのオブジェクトを同じ nucleus ソルバに割り当て、対応するノードの衝突(Collide)アトリビュートをオンにする必要があります。
コリジョン(Collisions)とダイナミック プロパティ(Dynamic Properties)は nucleus ベースのアトリビュートで、nucles オブジェクトと衝突したときの nParticle の動作と、nucleus ベースのフォースに対する nParticle の反応を決定します。フォース フィールドの生成(Force Field Generation)アトリビュートなどその他のアトリビュートも nParticle とその他の nucleus オブジェクトの相互作用に影響与えますが、コリジョン(Collisions)とダイナミック プロパティ(Dynamic Properties)アトリビュートはシミュレーションでの nucleus ソルバによるコリジョン データの計算方法に関連しています。
nParticle のコリジョン(Collisions)アトリビュートの多くは、nClothShape ノードのコリジョン(Collisions)アトリビュートと同じです。nParticle オブジェクトと nCloth オブジェクトが衝突したときに、これらのアトリビュートにより追加エフェクトが生じることもあります。たとえば、nParticle と nCloth が衝突したときのスティッキネス(Stickiness)の総合的なエフェクトは、両オブジェクトのスティッキネス(Stickiness)値を合計することにより決定されます。質量(Mass)やドラッグ(Drag)などのダイナミック プロパティ(Dynamic Properties)は、シミュレーションでの nParticle に対する nucleus 重力や風フォースの作用を決定します。