トゥーン シェーディングの概要
 
 
 

トゥーン シェーディングでは、3D モデリングおよびアニメーションのソフトウェアを使用して、2D セルやカートゥーン アニメーションの外観を作成します。「トゥーン」の外観のエレメントとしては、プロファイル ライン(アウトライン)、境界線、折り目線、交差線、およびソリッド カラー シェーディングが挙げられます。これらのエレメントを結合すると、従来のアニメーションの「主線」と「塗り」のテクニックによる外観が再現されます。ここで、主線とはラインを指し、塗りはシェーディングを指します。

レンダリング(Rendering)メニュー セットにトゥーン(Toon)メニューが導入されています。新しいトゥーン メニューには、特にトゥーン シェーディング作成用に各種項目やツールが含まれており、以下のことを実行できます。

アニメーションにおけるトゥーン ラインの例については、次のリンクをクリックし、Duncan Brinsmead と Rick Kogucki によるムービー、Carrot Top を再生してください。

carrotTop.mov

注:ビデオ カードがハードウェア レンダリングに適しておらず、シーン ビューでの表示(たとえば、トゥーン(Toon)シェーディング)に影響するおそれがある場合、Maya は警告メッセージを表示します。この場合、シーン ビューでのシェーディングは非高精度レンダリング(High Quality rendering)でのシェーディングや、ハードウェア レンダラを使用しないシェーディングとなります。