自動車を運転する人が車の計器盤のことを知っているように、Maya を使う場合にその「計器盤」について理解しておくことは重要です。
Maya ユーザ インタフェースを使用すると 、Maya で表示して操作するすべてのものを参照できます。ユーザ インタフェースは、メニュー、アイコン、シーン ビュー、ウィンドウ、およびパネルで構成されています。
Maya ユーザ インタフェースを介して機能にアクセスし、ツールやエディタを操作すると、Maya で 3 次元オブジェクト、シーン、およびエフェクトを作成、アニメート、およびレンダーすることができます。
Maya について学習を進め作業を行っていくうちに、ユーザ インタフェースに関する知識が増えて操作にも慣れ、やがて習性となるでしょう。
この最初のレッスンでは、ツールと概念について、本書のあとのほうにあるレッスンと対比させて説明します。ツールと概念についての説明は、Maya のどこに何があるかを理解するための基礎となるので、ある程度の時間をかけて復習してください。