ソルバの実行
 
 
 

ソルバは自動的に実行することも、ステップ別にインタラクティブに実行することもできます。どちらの場合も同じアルゴリズムを使用しますが、ステップ別に実行した方がより自由に制御できます。

ソルバを一度に自動的に実行するには

  1. Solve コントロール パネルを開きます。
  2. フレーム レンジが正しいことを確認します。必要があれば変更します。
  3. Root Frame の見出しの下にある Solve ボタンをクリックします。

    ソリューションが完成すると、solution_rf という名前でソリューション リストに表示されます。

  4. 固定したカメラの周囲を移動するオブジェクトの動きの計算にソリューションを切り替える場合は、As Object チェック ボックスをクリックします。
  5. ソリューションに問題がないか評価します( ソリューションを評価するを参照してください)。
  6. 問題が見つかった場合はソルバを初めから再実行することもできますが、ソルバをステップ別に実行した方が時間を短縮できるでしょう。
    注:ソルバに新しい guess を作り出してほしいときは、start を再び実行する前に initial1 を選択してください。

ソルバをインタラクティブにステップ別に実行するには

  1. 次のガイドラインに従ってください。

Root Frame ソルバの各ステップについて

どのステップを実行したら良いかわからない場合は、次の表に従ってください。

ステップ 目的 実行時期
Start 最初の guess ソリューションを作成する。 開始時と新しい guess ソリューションが必要なとき。意図どおりのソリューションが得られるまで繰り返し実行して改善します。
Continue オプションなステップ。Start 機能が作成した計算結果をもとに guess ソリューションを継続する。 Start 機能の終了直後。ソルバにほかのソリューションを考えさせる場合に実行します。
Refine 最良の guess ソリューションをさらに改善するために推奨される手順。 希望に近い guess ソリューションをさらに改善したいとき。正確なソリューションが得られるまで繰り返し実行して改善します。
Finish ソリューションをすべてのフレームに適用するために必須の手順。 改善作業を終了し、正確なソリューションが得られたときに 1 度だけ実行します。
Register 調査コンストレインにソリューション全体をレジスタする。 調査コンストレインがソリューションのレジスタに与える影響を確認したいとき(コンストレインをソリューションのシェイプに作用させたい場合は、Start または Refine を実行してください)。