ライトがサーフェスの 1 箇所で強く反射する場合、スぺキュラ ハイライトが生じます。スぺキュラ ハイライトは、シーン内の明るい領域(太陽や明るいライトなど)の「疑似的」な反射と考えることができます。スペキュラのアトリビュートを変更すると、サーフェスの知覚される反射に影響します。スペキュラを減らすと、知覚される反射も少なくなります。
このアトリビュートを変更してもシーン ビューのサーフェスは変更されないため、アトリビュート エディタでマテリアル サンプル(Material Sample)を確認する必要があります(次の図参照)。テスト イメージをレンダーすることもできます( レンダー > カレント フレームの IPR レンダー(Render > IPR Render Current Frame))。
シェーディングの作業を行うと、アンビエント カラー(Ambient Color)や半透明(Translucence)など、シーン ビューでは特に効果がないアトリビュートがたくさんあることに気付きます。一般的に、シーン ビューはシーンがどのようにレンダーされるかおおよその外観を表示するものです。
テスト シェーディングには IPR レンダラが最適です。IPR レンダラでは、シェーディングに対して行った変更結果がすべて、即座に表示されます。IPR レンダラで表示されないアトリビュートの変更は、反射率(reflectivity)だけです。詳細については、次の手順を参照してください。
反射率(reflectivity)や反射(reflections)などのアトリビュートの変更は、マテリアル サンプル(Material Sample)によって表示されません。