アウトライナ（Outliner）またはハイパーグラフ: コネクション（Hypergraph: Connections）エディタのいずれかで、コンテナを選択できます。他の多くのノードと同様に、コンテナ ノードはシーン パネルでは表示されません。ハイパーグラフ: コネクションのウィンドウでは、コンテナはノードとして隅が面取りされて表示されます（ アセットのパーツを参照）。コンテナの中身は、コンテナを展開または折り畳むことでいつでも表示/非表示できます。
アウトライナでは、表示 > オブジェクト > コンテナ（Show > Objects > Container）を選択して、ビューのフィルタリングを行い、コンテナのみを表示することができます。
編集 > 種類ごとにすべてを選択 > コンテナ（Edit > Select All by Type > Containers）を選択すると、シーンのすべてのコンテナを選択できます。
メイン シーン パネルでコンテナのノードが選択されるたびに、コンテナの 1 番目にパブリッシュされたノードが選択されるように（ルート ノード、1 番目の親、1 番目の子の順序）、Maya をカスタマイズすることができます。これは、オブジェクトの小さいサブセットのみを選択するような複雑なシーン、特に階層を使用する場合に便利です。
たとえば、スケルトンとそのスキンが同じコンテナに配置されるキャラクタ シーンで、アニメータがスキンの背後にあるスケルトンを選択できない場合などに便利です。ただし、スケルトンがコンテナのルート トランスフォームとしてパブリッシュされている場合、アニメータはスキンを選択するだけで背後にあるスケルトンを選択することができます。
これでシーン パネルでコンテナのオブジェクトを選択すると、ルート トランスフォームとして設定したオブジェクトが自動的に選択されるようになります。
ルート ノードの選択処理は、いずれかのトランスフォーム ツールがアクティブである場合には異なります。この場合、選択したノードの上位に適切なパブリッシュ済みアトリビュートがある最初のノードが選択されます。
たとえば、上位階層で、pSphere1 はコンテナの 1 番目のルート ノードとしてパブリッシュされています。コンテナ中心の選択（Container centric selection）がオンの場合に、pCylinder1 を移動ツール（Move Tool）で選択すると、1 つまたは複数のパブリッシュ済みのトランスレーション アトリビュートがある場合は、pCube1 が選択されます。pSphere1 もパブリッシュ済みのトランスレーション アトリビュートを持つ場合であっても、pCube1 が選択されます。これは、適切なパブリッシュ済みアトリビュートが 1 つ上の階層にある最初のノードであるためです。
この場合、回転ツール（Rotate Tool）またはスケール ツール（Scale Tool）を選択して pCylinder1 を選択した場合は、pSphere1 が選択されます。これは pCube1 がパブリッシュ済みの回転アトリビュートまたはスケール アトリビュートを持たないためです。
