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IPR を使用して単一のフレームをレンダーする
レッスン 1: シーンをレンダーする
アニメーション フレームのシーケンスをバッチ レンダーする
Maya ソフトウェア レンダラを使用してレンダーする
これで、アニメーション全体をディスクにレンダーする準備がほぼ整いました。まず、このレッスン用にアニメートされたカメラの視点からシーンをレンダーできるように、カメラ ビューを切り替える必要があります。カメラをアニメートするときは、デフォルトのパース
ビュー カメラをアニメートするのではなく、アニメートする 2 つ目のカメラを作成することをお勧めします。これにより、必要に応じてデフォルトのパース ビューに戻ることができます。
アニメーション全体のレンダリングには多くの時間を要するため、まず Maya のソフトウェア レンダラを使用して数フレームをモニタにテスト レンダーし、結果を確認すると良いでしょう。
数フレームをレンダーして目標とする質が得られたら、ディスクの全アニメーションをレンダーします。
カメラ ビューを切り替えてアニメーションを再生するには
- パース ビューで、パネル > パース ビュー > apple_camera(Panels > Perspective > apple_camera)を選択します。
ビューが更新され、apple_camera のレンズを通して見たシーンが表示されます。
- タイム スライダの再生コントロールにある再生(Play)ボタンをクリックします。
再生の際は、アニメートされたカメラはリンゴを中心にトラックおよびタンブルされます。
- テスト レンダーを行うフレームでアニメーションを停止します。
アニメーションのカレント フレームをテスト レンダーするには
- レンダー ビュー(Render View)ウィンドウで、オプション > レンダー設定(Options > Render Settings)を選択します。
- レンダー設定(Render Settings)ウィンドウで、使用するレンダラ(Render Using)プルダウン メニューから Maya ソフトウェア(Maya Software)が選択されているか確認します。
- レンダー設定ウィンドウで、Maya ソフトウェア(Maya Software)タブを選択します。
- アンチエイリアシングの精度(Anti-aliasing Quality)セクションで、精度(Quality)プルダウンリストから制作の精度(Production Quality)を選択します。
この設定によりレンダーしたイメージのギザギザのサーフェス エッジがスムースにされて、高画質の結果が得られます。
- レンダー設定ウィンドウを閉じます。
- レンダー ビュー(Render View)ウィンドウで、レンダー > レンダー > Current(apple_camera)(Render > Render > Current (apple_camera))を選択します。
このメニュー項目を選択すると、以前に IPR を使用してレンダーしたシーンの単一フレームを、アニメートされた apple_camera の視点からソフトウェア レンダラを使用してレンダーします。
IPR レンダーしたイメージと比べ、質が大きく向上することはないかもしれませんが、カメラを動かしてリンゴに近づけ、再度 IPR とソフトウェア レンダラでレンダーして結果を比べると、リンゴのエッジで次のように差を確認できます。
- アニメーションの 120 フレームに進んでください。リンゴが別の位置で回転しています。
- レンダー ビュー(Render View)で、レンダー > レンダー > Current(apple_camera)(Render > Render > Current (apple_camera))を選択します。
このフレームでもレンダーしたイメージがよく見えることを確認してください。
これでアニメーション全体を表示するレンダーしたフレームの確認が完了したため、アニメーション シーケンス全体をレンダーする準備が整いました。実際のプロジェクトでは、アニメーションの中で特に新しいシェーディングやライティング エレメントが発生する場所など、複数のフレームでのテストが必要になります。