ここまでは、リンゴとその他のサーフェスをシェーディングした結果をシーン ビューで見てきました。このビューでは、Maya はコンピュータのグラフィック ハードウェアを使用しており、シェーディングとテクスチャの処理速度は速い代わりに画像の質は低くなります。
カラーとテクスチャのシェーディング結果をよりリアルに表示するには、レンダラを使用する必要があります。このレッスンでは、ソフトウェア レンダリングと呼ばれる処理を使用します。
ソフトウェア レンダリングでは、サーフェス ジオメトリの複雑さ、シェーダ、ライティング、およびシーン内のその他の視覚的なエレメントの存在によって、シーンの単一のアニメーション フレームをレンダーするのに数秒または数分かかることがあります。
次の表に、Maya のさまざまなタイプのレンダラと各レンダラの用途の概要を示します。
シーンをレンダーすると、レンダーしたイメージはレンダー ビューと呼ばれる独自のウィンドウに表示されます。デフォルトではレンダー ビューはシーン ビュー(パース ビュー)と同じカメラを使用しますが、レンダー ビューには特定のレンダリング機能も含まれています。
次の表に、レンダー ビューとシーン ビューの違いを示します。