レンダーしたハードウェア パーティクルを表示する
 
 
 

ハードウェア パーティクルのレンダーが終わったら、Maya、ターミナル、UNIX シェル、または DOS ウィンドウで表示することができます。

ハードウェア レンダーしたパーティクルを Maya 上で表示するには

  1. ハードウェア レンダー バッファ(Hardware Render Buffer)ウィンドウのフリップブック(Flipbooks)メニューから、表示したいイメージのシーケンスを選択します。

    ハードウェア レンダーしたパーティクルが Fcheck ウィンドウに表示されます。Fcheck については、オンライン マニュアルを参照してください。

    fcheck オプションで異なる設定をしない限り、再生が連続的に繰り返されます。Fcheck オプションを設定することができます。

  2. Fcheck 表示ウィンドウを閉じるには、Esc キー(Windows および Linux)、または command キー(Mac OS X)を押しながら q キーを押します。
    注:メモリが不足していたり処理スピードが遅いと、再生が途切れたり期待していたよりも低速になることがあります。そのような場合には、レンダリングを行う前に、ハードウェア レンダーのバッファ サイズを縮小します。小さいイメージほどメモリは消費されずに適切なスピードで再生されます。

    ワークステーションのメモリ容量が許す限り、複数のシーケンスを同時に再生することができます。

fcheck オプションを設定するには

  1. フリップブック > オプション > フリップブック フラグ(Flipbooks > Options > Flipbook Flags)を選択します。フリップブック オプション(Flipbook Options)ウィンドウが表示されます。
  2. このオプション(Options) ウィンドウで、fcheck コマンド オプションを入力します。

    fcheck オプションの詳細については、『レンダリング ユーティリティ』にある「 FCheck の概要」オンライン マニュアルを参照してください。

    注:フレーム レート(-r)またはフレーム レンジとインクリメント(-n)のオプションは設定しないでください。これらのオプションは、Maya の既存の設定で制御されます。
    ヒント:大きなサイズのイメージに対して fcheck の再生スピードを上げるには、-s4 -m4 のオプションを同時指定してイメージをいったん縮小し、拡大します。これによって、イメージ画質は低下しますが、メモリ使用量が減少し、同じイメージ サイズで表示できます。

UNIX シェルまたはコマンド プロンプトでハードウェア レンダーしたパーティクルを見るには

  1. 次のいずれかを実行します。

    例:

    fcheck fire

    ハードウェア レンダーしたパーティクルが Fcheck ウィンドウに表示されます。『レンダリング ユーティリティ』マニュアルの「 FCheck の概要」を参照してください。

  2. Fcheck ウィンドウを閉じるには、Esc キーを押します。

Mac OS X fcheck ウィンドウでハードウェア レンダーしたパーティクルを表示するには

  1. Finder ウィンドウでアプリケーション アイコンをクリックし、Maya フォルダを開いて、FCheck アイコンをダブル クリックします。

    ハードウェア レンダーしたパーティクルが Fcheck ウィンドウに表示されます。『レンダリング ユーティリティ』マニュアルの「 FCheck の概要」を参照してください。

  2. Fcheck 表示ウィンドウを閉じるには、Command キーを押しながら q キーを押します。