ペイントの準備
 
 
 
  1. Dino を選択します。選択したオブジェクトにだけペイントできます。3D ペイントツール(3D Paint Tool)を実際に使用するときには、選択したオブジェクトのワイヤフレームはハイライトされません。オブジェクトの選択はアウトライナで確認してください。
  2. テクスチャリング > 3D ペイント ツール(Texturing > 3D Paint Tool)を選択します。次の警告メッセージがコマンド フィードバック行に表示されます。
    Warning: Some surfaces have no file texture assigned to the current attribute.

    3D ペイント ツールには、モデルにマテリアルが割り当てられ、ファイル テクスチャが適用されている必要があります。まだ、ファイル テクスチャが割り当てられていないため、警告メッセージが表示されます。

    カーソルを Dino の上に移動すると、モデルにペイントできないという意味の丸で囲まれた X アイコンが表示されます。

  3. 3D ペイント ツールの設定がデフォルトになっていることを確認してください。ツール設定パネルの上部にあるツールのリセット(Reset Tool)をクリックします。
  4. 3D ペイント ツール(3D Paint Tool)の設定ウィンドウのファイル テクスチャ(File Textures)セクションで、ペイントするアトリビュート(Attribute to Paint)カラー(Color)に設定し、テクスチャの割り当て/編集(Assign/Edit Textures)をクリックします。

    この手順と次の 2 つの手順でテクスチャを Dino に割り当てます (ハイパーシェードから割り当てた既存のテクスチャの上にもペイントできます)。

  5. 新規ファイル テクスチャの高さを決めるサイズ X(Size X)ボックスに、ピクセル単位で 512 と入力します。

    ファイル テクスチャ サイズを大きくすれば、ペイントしたレンダンリング イメージをディテールの細かい、高い解像度で表示できます。512 という値は、デフォルト サイズ 256 の 2 倍です。解像度はもっと高くできますが、512 を超えると、ペイントする際のレスポンスが遅くなります。サイズ Y(Size Y)は自動的に 512 に変更されることに注意してください。これは、アスペクト比の維持(Keep Aspect Ratio)がオンになっているので、必ずテクスチャの比率が維持されるためです。

  6. ファイル テクスチャの割り当て/編集(Assign/Edit File Textures)ウィンドウのテクスチャの割り当て/編集(Assign/Edit Textures)をクリックします。

    Maya はファイル テクスチャを作成し、DinoSkin マテリアルのカラー(Color)アトリビュートに割り当てます。このレッスンの最後に、作成したファイル テクスチャの名前や保存場所について学習します。

    これで、ペイントを始める用意ができました。