Maya では、コンストラクション ヒストリを介してオブジェクトに設定されたオプション、アトリビュート設定、および変換を追跡できます。コンストラクション ヒストリは、サーフェスを使用してモデル開発の初期段階からアトリビュートを編集する場合に便利です。
オブジェクトのコンストラクション ヒストリに最も簡単にアクセスするには、チャンネル ボックス(Channel Box)のさまざまな入力ノードあるいはアトリビュート エディタ(Attribute Editor)を経由します。入力ノードを選択すると、オブジェクトへの特定の修正に関連するアトリビュートが表示されます。必要に応じて該当ノードのアトリビュートを編集し、サーフェスを更新します。
たとえば、ヘルメット メッシュの入力ノードには、polyCreateFace、polyCube、polyExtrudeFace、polySmoothFace、polyMoveVertex、polyUnite などが含まれます。ヘルメット メッシュの作成手順をコンストラクション ヒストリの特定の段階に関係するノードに関連付けることができます。
モデルの完成が近づくと、これらのコンストラクション ヒストリ ノードは不要になります。制作作業で他の人にモデルをテクスチャ マッピングまたはアニメートしてもらう場合、別のユーザが間違って作業を変更しないように、これらのヒストリ ノードをシーンのオブジェクトから削除したいと考えるでしょう。
コンストラクション ヒストリの削除は、通常、モデルが特定の段階まで完成し、次の主要な制作フェーズが必要になった場合にのみ実施されます。たとえば、スキニング、アニメート、テクスチャリングなどです。
ヘルメット メッシュのコンストラクション ヒストリを削除するには
ヘルメット メッシュのコンストラクション ヒストリが削除されます。入力の下の項目リストには、1 つの項目(polySurfaceShape ノード)しか残っていません。