どのカーブもダイナミックな(ヘア)カーブにすることができます。カーブをダイナミックにする場合は、ヘアの剛性が CV ごとに定義され、シミュレートするときの CV 数によって異なることに注意してください。デフォルトでは、開始カーブの CV 数に一致します。毛根のサンプル密度(Sample Density)は、この数のスケールに使用できます。サンプル密度(Sample Density)が 2.0 の場合、シミュレーション(および出力カーブ)では CV 数が 2 倍になり、硬さは半分になります。
CV が少ない(たとえば 4 つ)カーブに選択したカーブをダイナミックに(Make Selected Curves Dynamic)を適用すると、カーブが非常に硬くなりがちです。固さ(Stiffness)を低くすることもできますが、詳細な出力が必要な場合は、毛根のサンプル密度を上げることもできます。固さに関しては、カーブの CV が多い場合(20 以上)の問題は一般的に、固さを高くかつチューブの伸長度(Length Flex)を低くすることです。これは、ヘア システムの反復(Iterations)アトリビュートの値を大きくすることで実現できます。CV が多く、伸縮性のない柔らかいロープが必要な場合もあります。この場合は、反復(Iterations)の値を高く、固さ(Stiffness)の値をごく低く(0.001 程度)設定してください。一般的には、CV の数はできるだけ少なくします。特に剛性が必要な場合は、これが効果的です。
ダイナミック カーブを用い、イメージやワークフローを含んだサンプル シナリオについては、以下を参照してください。
カーブをダイナミックに(Make Curves Dynamic )オプションを設定するには
カーブをダイナミックにオプション(Make Curves Dynamic Options)ウィンドウが表示されます。このオプションの詳細については、 ヘア > 選択したカーブをダイナミックに(Hair > Make Selected Curves Dynamic)を参照してください。
カーブ以外にヘア システムも選択した場合、ダイナミック カーブがそのヘアシステムにも割り当てられます。
カーブ以外にサーフェスも選択し、選択したサーフェスにカーブをアタッチ(Attach Curves to Selected Surfaces)オプションがオンの場合、ダイナミック カーブが選択したサーフェスにアタッチされます。