3D イメージ ファイル バックグラウンドを作成する
 
 
 

イメージ ファイル バックグラウンドの詳細については、 イメージ ファイル バックグラウンドを参照してください。

3D イメージ ファイル バックグラウンドを作成するには

  1. レンダーするパース ビュー カメラのイメージ ファイル バックグラウンドを作成します( スタティック イメージ ファイル バックグラウンドを作成するまたは アニメーション イメージ ファイル バックグラウンドを作成するを参照)。
  2. そのバックグラウンドをリファレンスとして使用して、比較的単純な単一のサーフェス(またはサーフェス グループ)を作成し、それをバックグラウンド イメージのオブジェクトのスタンドインとして、シーン内のオブジェクトに作用させます。

    たとえばバックグラウンド イメージのフロアに、シーン内のオブジェクトのシャドウを投影したい場合は、フロアのスタンドインとなるプレーンを作成します。

  3. スタンドイン サーフェスをスケールや配置して、バックグラウンド イメージの適切な領域の真上に配置します。
  4. ハイパーシェード(Hypershade)作成 > マテリアル > バックグラウンドの使用(Create > Materials > Use Background)を選択し、新しいマテリアルをスタンドイン サーフェスに割り当てます。スタンドイン サーフェスが、バックグラウンド イメージ内のオブジェクトと同じカラーになります。
  5. シーン内のオブジェクトをスタンドイン サーフェスの背後に移動し、オブジェクトがバックグラウンド イメージ内のオブジェクトの背後に移動しているかように見せることができます。

    スタンドイン サーフェスにシャドウを投影することによって、シーン内のオブジェクトが背景イメージ内のオブジェクトにシャドウを落としているように見せることもできます。次の事柄を検討してください。

シーン内のオブジェクトがバックグラウンド イメージのオブジェクトを正確に反映するように設定するには

  1. スタンドイン サーフェスに Blinn シェーダ(Blinn)または Phong シェーダ(Phong)マテリアルなどを割り当てます。バックグラウンドの使用(Use Background)マテリアルは使用しないでください。
  2. 投影(Projection)のファイル テクスチャをカラー(Color)アトリビュートにマップします。そのためには、レンダー ノードの作成(Create Render Node)ウィンドウでテクスチャを適用するときに投影を選択します。ファイルをインポートする場合は、 ファイル > インポート(File > Import)投影(As Projection)を選択します。
  3. バックグラウンド イメージをイメージ(Image)アトリビュートにマッピングし、投影のタイプ(Proj Type)パース ビュー(Perspective)に設定して、バックグラウンド イメージと関連付けたカメラにカメラにリンク(Link To Camera)を設定します。

    スタンドイン サーフェスがバックグラウンド イメージ内のオブジェクトと同じカラーになり、しかも、シーン内のオブジェクトがバックグラウンド イメージ内のオブジェクトを正確に反射します。ただし、スタンドイン サーフェスがバックグラウンド イメージ内のオブジェクトと同一に見えるようにするには、スタンドイン サーフェスを正しく照らす必要があります。