テクスチャのテスト（およびテクスチャ範囲）

ハイパーシェード（Hypershade）およびアトリビュートエディタのほとんどのスウォッチは、シェーディングネットワーク構築時、変更点を表示するように自動的に更新されますが、この機能では、シェーディングネットワークの任意のノードについて、さまざまな解像度のフルイメージ（または、一定の範囲のイメージ）を作成することができます。

このサンプルイメージを使用して、シェーディングネットワークテクスチャの部分の結果を見るか、または、インタラクティブな視覚表示を持たないテクスチャ（乗算除算（Multiply Divide）またはガンマ補正（Gamma Correct）ユーティリティなど）の外観を検証することができます。

さらに、いくつかのファイルノード出力をレイヤテクスチャにコネクトし、望むアトリビュートを設定することによって、Maya 内で単純な合成を実行することもできます。たとえば、ハードウェアレンダーされたパーティクルとソフトウェアレンダーされたシーンを合成することができます。

制限事項と条件

ユーティリティ（Utility）ノードの出力は、そのサンプルを表示するために、下流オブジェクトにコネクトする必要があります。
テクスチャテスト機能は、ネイティブの Maya レンダリングノードもサポートしています。
テストされたテクスチャは、レンダービュー（Render View）の同じファイル名を使用してイメージに上書きされます（ただし、異なる名前で保存することもできます）。

ネイティブの Maya レンダリングノード上のテクスチャをテストするには

ハイパーシェード（Hypershade）で、以下のいずれかを実行します。
- レンダーノードを右クリックした後、テクスチャのテスト（Test Texture）を選択します。
- テクスチャを選択して、編集 > テクスチャのテスト（Edit > Test Texture）を選択します。
- 最初に解像度を変更する場合、テクスチャを選択した後、編集 > テクスチャのテスト（Edit > Test Texture）を選択してオプションを表示します。このオプションの詳細については、編集 > テクスチャのテスト（Edit > Test Texture）を参照してください。
サンプルイメージは、レンダービュー（Render View）でレンダーします。
テストしたイメージを保存するには、レンダービュー（Render View）で、ファイル > イメージの保存（File > Save Image）を選択します。

ネイティブの Maya レンダーノード上の一定範囲のイメージをテストするには

次のいずれかを実行します。
- テクスチャを選択して、編集 > テクスチャ範囲のレンダー（Edit > Render Texture Range）を選択します。
- 解像度、ファイルフォーマット、フレーム範囲、またはパディングを変更する場合、テクスチャを選択した後、編集 > テクスチャ範囲のレンダー（Edit > Render Texture Range）を選択してオプションを表示します。このオプションの詳細については、編集 > テクスチャ範囲のレンダー（Edit > Render Texture Range）を参照してください。
レンダーされた範囲のイメージは自動的にロードされ、FCheck で再生されます。