Maya API には、Maya と対話するコードで使用できる 4 種類の C++ オブジェクトがあります。その 4 つとは、ラッパ(wrapper)、オブジェクト、関数セット、プロキシです。
オブジェクトと関数セットの組み合わせはラッパ(wrapper)に似ていますが、所有権を単純にするために区別が必要です。API ではオブジェクトの所有権が重要になります。適切に定義しないと、システムが必要とするものを削除してしまったり、システムが削除したものを使用してしまったりすることがあります。API のラッパ、オブジェクト、関数セットにより、所有権の問題がなくなります。このため、システムが削除した直後のように、タイミング悪くオブジェクトを使用する可能性がなくなります。