移動先: 概要 戻り値 関連項目. フラグ. MEL 例.

概要

drag [-attenuation float] [-directionX float] [-directionY float] [-directionZ float] [-magnitude float] [-maxDistance linear] [-name string] [-perVertex boolean] [-position linear linear linear] [-useDirection boolean] [objects]

drag は 「元に戻す」が可能、「照会」が可能、「編集」が可能 です。

移動オブジェクトのスピードに比例して、ドラッグによって摩擦、つまりブレーキがかかります。方向を有効にしないと、ドラッグはオブジェクトの現行速度の反対に作用します。方向を有効にすると、指定した方向の速度コンポーネントと反対に作用します。 フォースは、影響を受けるオブジェクトの位置には左右されません。

このトランスフォームは関連付けられたディペンデンシー ノードです。 connectDynamic を使用して、フィールドがダイナミック オブジェクトに影響を及ぼすようにします。

フィールドを作成すると、このコマンドは各フィールドの名前を返します。フィールドを照会すると、その結果を返します。フィールドを編集すると、フィールド名を返します。

オブジェクト名が提供されるか、アクティブなセレクション リストが空でない場合、このコマンドはリスト内の全オブジェクトのフィールドを作成し、addDynamic を呼び出してオブジェクトに追加します。リストが空の場合、コマンドのデフォルトは -pos 0 0 0 です。

コマンド ラインにオブジェクトを指定して -pos フラグを設定すると、エラーになります。

戻り値

string

戻り値の型は照会モードでは照会フラグが基になります。

関連項目

addDynamic, connectDynamic, particle

フラグ

attenuation, directionX, directionY, directionZ, magnitude, maxDistance, name, perVertex, position, useDirection
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数型 プロパティ
-position(-pos) linear linear linear queryeditmultiuse
フィールドを配置する空間内の位置です。 これで、重力がオブジェクトからではなく空間のその位置から発生します。-pos を使用する(位置でフィールド作成時)ことも、オブジェクト名を示すこともできることに注意してください。
-magnitude(-m) float queryedit
フィールドの強さです。
-attenuation(-att) float queryedit
フィールドの減衰率です。
-maxDistance(-mxd) linear queryedit
フィールドが作用する最大距離です。 -1 は、フィールドに最大距離がないことを示します。
-name(-n) string queryedit
フィールドの名前です。
-perVertex(-pv) boolean queryedit
頂点ごとに適用します。このフラグが true に設定されている場合、選択したオブジェクトのそれぞれのポイント(CV、パーティクル、頂点など)ごとに、フォース フィールドの同一コピーが発生します。このフラグを false に設定すると、フォースはポイントの集合の幾何学的中心からのみ発せられます。
-directionX(-dx) float queryedit
方向の X コンポーネントです。
-directionY(-dy) float queryedit
方向の Y コンポーネントです。
-directionZ(-dz) float queryedit
方向の Z コンポーネントです。
-useDirection(-ud) boolean queryedit
方向の有効化と無効化。このフラグを true に設定した場合、-dx 引数、-dy 引数、-dz 引数がドラッグで使用されます。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ : コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ : 1 つのコマンドで複数回使用可能なフラグ

MEL 例

// Creates a drag field resisting in direction (0,1,0.5).
 drag -dx 0 -dy 1.0 -dz 0.5 -useDirection true;

// Edits the acceleration value of the field myDrag
   drag -e -m 0.75 myDrag;

// Queries myDrag for its magnitude
   drag -q -m myDrag;