nParticle オブジェクトは、半径（Radius）、カラー（Color）、不透明度（Opacity）、および白熱光（Incandescence）のパーティクル単位の内部アトリビュート ランプを使用して作成され、nParticleShape ノードのアトリビュート エディタに表示されます。内部のランプ アトリビュートは nParticle ノード上の出力に作用し、同じ nParticle ノード上の適切なパーティクル単位のアトリビュートに自動的にコネクトされます。このコネクションは、異なるノード間ではなく同じノード上で発生する点で、通常とは異なります。このコネクションは、入力アトリビュートをスケール入力リストのランプから選択するときに作成されます。
たとえば、半径スケール（Radius Scale）ランプ上で、正規化した存在時間（Normalized Age）などの半径スケールの入力（Radius Scale Input）を行うと、ダイナミックなパーティクル単位のアトリビュートが更新され、入力コネクションと出力コネクションが作成されます。半径スケールの入力からオフ（Off）を選択すると、入力と出力間のコネクションが壊れ、出力アトリビュートがダイナミック アトリビュートであれば、そのアトリビュートは削除されます。ダイナミック アトリビュートは、たとえ他の方法を使用して作成されたものであっても削除されることに注意してください。選択した nParticleShape ノードが現在使用しているパーティクル単位の内部ランプを確認するには、パーティクル単位（配列）アトリビュート（Per Particle (Array) Attributes）を見ます。
エクスプレッションを使用して nParticle の半径（Radius）、不透明度（Opacity）、白熱光（Incandescence）をコントロールするには、まず、対応するランプの入力スケール（Input Scale）アトリビュートをオフ（Off）に設定して、これらを削除する必要があります。
パーティクル単位の内部アトリビュート ランプは、その他の Maya ランプ エディタと同様に働き、補間（Interpolation）オプションや入力選択など類似するコントロールを持ちます。nParticle の内部ランプには、入力最大値（Input Max）とスケール乗数のランダム化を設定できる追加機能があります。
