NURBS テッセレーション設定を調整する
 
 
 
注:高度なテッセレーション パラメータを使うと、レンダリング時間が大幅に増大することがあります。

NURBS サーフェスのテッセレーションは、(サーフェスがディスプレイスメント マップされていない限り)サーフェスに割り当てられたマテリアルとはリレーションシップが無いので、オブジェクトのモデリング後、処理の早い段階でテッセレーションの調整を開始できます。

NURBS オブジェクト上でテッセレーションを調整するには

  1. シーン内のどのオブジェクトでテッセレーション設定を調整しなければならないかを判断します。

    テッセレーションするオブジェクトを定義するを参照してください。

  2. 調整結果を表示するために、テッセレーション三角形を表示します。

    NURBS テッセレーション三角形を表示するを参照してください。

  3. テッセレーションを調整したいオブジェクトを選択します。

    すべてのサーフェス(All Surfaces)に設定を適用する場合は、この手順を省きます。

  4. レンダー > NURBS テッセレーションの設定(Render > Set NURBS Tessellation) を選択してNURBS テッセレーションの設定オプション(Set NURBS Tessellation Options)ウィンドウを開きます。
  5. 選択したサーフェス(Selected Surfaces)またはすべてのサーフェス(All surfaces)を選択します(「選択したサーフェス(Selected Surfaces)」、「すべてのサーフェス(All surfaces)」を参照)。
  6. テッセレーション モード(Tessellation mode) 自動(Automatic)(デフォルト)から 手動(Manual)に切り替えます

    (自動(Automatic)テッセレーション設定の一部を調整し、デフォルト設定を最適化することもできます。 自動(Automatic)モード設定を参照してください)。

  7. 基本(Basic)または 詳細設定(Advanced)テッセレーションを選択します。

    常に基本(Basic)設定から始めてください。基本設定では、より高度な設定の一部を自動的に定義する設定をいくつか調整できます。

    注:高度なテッセレーション パラメータを使うと、レンダリング時間が大幅に増大することがありますので、注意して選択してください。
  8. レンダーをテストして、結果を確認します。

    滑らかさが適切なレベルになるまで、設定した調整をさらに微調整します。

    ヒント:オブジェクトのオーバーテッセレーションを防ぐには、 レンダー > NURBS テッセレーションの設定(Render > Set NURBS Tessellation)ウィンドウの スムース エッジの使用(Use Smooth Edge)アトリビュートでオブジェクトのエッジのテッセレーションのみを増やします。