ライト情報(Light Info)
 
 
 

ライト情報(Light Info)ノードはサーフェスのプロパティ情報の代わりに光の情報を提供できるという点で、 サンプラ情報(Sampler Info)ノードに匹敵します。ライト情報ユーティリティ ノードでは、テクスチャに対するライトの位置について調べることができます。テクスチャの各ポイントがシェーディングされているため、ライト情報のアトリビュートによってライトからシェーディング ポイントまでの距離を正確に判断することができます。

ライト情報(Light Info)ノードは以下を提供します。

このユーティリティは作成バーにあります( 作成バーの非表示、サイズ変更、カスタマイズを行うを参照)。

このユーティリティを使用するには、 ライト情報ユーティリティを使用するを参照してください。ライト情報(Light Info)アトリビュートは、コネクション エディタ(Connection Editor)にあります。

ライトの位置(Light Position)

コネクト ライトの、ワールド空間上の位置を示します。ライト(または別のオブジェクト)のワールド行列(World Matrix)アトリビュートがこのノードのワールド行列アトリビュートにコネクトされると、コネクト ライトになります。

ライトの方向(Light Direction)

コネクト ライトが光を放つ方向を示します。ポイント ライトは、すべての方向に光を放ちます。

サンプルの距離(Sample Distance)

コネクト ライトとサーフェスのシェーディング ポイントとの間のワールド空間上の距離です。この距離は、さまざまな方法で計算されます。詳細については、 ライトの方向のみ(Light Direction Only)を参照してください。

ワールド行列(World Matrix)

ライトや他のオブジェクトの出力ワールド行列アトリビュートをこのアトリビュートにコネクトします。このノードの出力が有効になる前にコネクトする必要があります。

ライトの方向のみ(Light Direction Only)

サンプルの距離(Sample Distance)アトリビュートの計算方法を制御します。オフの場合、サンプルの距離は、ライトからサンプリング ポイントまでのワールド空間距離になります。

オンに設定すると、サンプルの距離は、サンプリング ポイントから最も近い光方向ベクトル上のポイントまでの、ベクトルに沿った距離になります。

数学的に説明すると、ライトからオブジェクトのベクトルの投影の長さを光方向ベクトル上で返します。

注:ライトのデータ(Light Data)アトリビュートはカメラ空間のライト情報を使用しますが、ライト情報(Light Info)ユーティリティのライトの方向(Light Direction)アトリビュートはワールド空間のライト情報を使用します。