レンダリング用ダイナミック アトリビュート
 
 
 

次のダイナミック アトリビュートは、Maya シェイプ ノード上で機能するようデザインされています。これらのアトリビュートの一部は、Maya ユーザ インタフェースにおいてデフォルトでは常に可視とは限りません。ただし、一度アトリビュートを作成すると、アトリビュート エディタ追加のアトリビュート(Extra Attributes)セクションで値を表示して編集することができます。

mental ray 派生物(mental ray Derivatives)

このアトリビュートを使用するのは、デフォルトの mental ray for Maya 派生物(mental ray for Maya derivatives)ではなく、(シェーダと相互に作用させるために)NURBS およびサブディビジョン サーフェス用の mental ray 派生物(mental ray derivatives)を使用する場合です。

このアトリビュートは、次のようにしてシェイプ ノード上に作成します。

addAttr -ln "miDerivatives" -at "enum" -en "none:first:second:both" -dv 0 pSphereShape1;

次の 0 ~ 3 の値が -miDerivatives でサポートされます。

mental ray レイ オフセット(mental ray Ray Offset)

このアトリビュートを使用して、光線をジオメトリからどの程度オフセットするかを指定します。レイ オフセット(Ray Offset)は、レイ トレースされたセルフ シャドウ アーティファクトを含むシーンで役立ちます。

このアトリビュートは、次のようにしてシェイプ ノード上に作成します。

addAttr -ln miRayOffset -at "float" -dv 0.0 pSphereShape1;

シャドウまたはレイ トレーシングのエフェクトに現れるテッセレーションなど、シェーディングのアーティファクトを解決する場合に、このアトリビュートを頻繁に使用します。