レンダー > プリコンポジットのエクスポート(Render > Export Pre-Compositing)
 
 
 

レンダー レイヤ、パス、カメラを Toxik 2009 にエクスポートします。このオプションは、以前にエクスポートしたのと同じファイル名と設定を使用してエレメントをエクスポートします。エクスポートを実行したことがない場合は、デフォルトのファイル名 scenename.precomp が使用され、シーン内のすべてのレンダー レイヤ、パス、カメラがエクスポートされます。

レンダー > プリコンポジットのエクスポート(Render > Export Pre-Compositing)

プリコンポジットのエクスポート(Export Pre-Compositing)エディタを開きます。このウィンドウを使用して、次の操作を実行できます。

プリコンポジットのエクスポート エディタは、次の 3 つのタブに分かれています。カメラ(Cameras)レンダー レイヤ(Render Layers)レンダー パス(Render Passes)。エクスポートするエレメントに応じて、適切なタブを選択します。

アイコンを使用して、レンダー レイヤ、レンダー カメラ、またはレンダー パス階層を展開します。

エレメントのエクスポート

アイコンは、すべてのエレメントがエクスポートされることを示します。 アイコンは、一部のエレメントのみがエクスポートされることを示します。

次の例では、拡散と白熱光のパスのみがエクスポートされます。つまり、Bob(レンダー レイヤ)の横にある アイコンは、一部のエレメントのみがエクスポートされることを示しています。

注:カメラの親を変更すると(ペアレント化とペアレント化の解除)、カメラの固有名が変更され、プリコンポジットのワークフローが壊れます。

すべてエクスポート(Export All)ボタンまたは選択項目のエクスポート(Export Selection)ボタンをクリックし、レンダー レイヤ、パス、およびカメラを Toxik にエクスポートします。PRECOMP ファイルのエクスポート(Export PRECOMP file)ウィンドウが開き、ここでエクスポートされたファイルの名前を入力できます。

プリコンポジット シーン アンカー(Pre-Compositing Scene Anchor)

プリコンポジット シーン アンカー(Pre-Compositing Scene Anchor)を使用して、 Maya シーンを Toxik マスター構成(シーン構成)にコネクトします。シーン内のすべてのエレメントがシーン アンカーにコネクトされます。シーン名は、たとえばバージョン 1 からバージョン 2 に変更できますが、シーン アンカーの名前は変更できません。同じコンポジットに属するすべてのエレメント、たとえばカメラ、レンダー パス、レンダー レイヤなどは、同じシーン アンカーを持つ必要があります。

プリコンポジットのエクスポート ウィンドウからすべてエクスポートまたは選択項目のエクスポートを選択すると、Toxik は指定したアンカー名のシーン構成を見つけようとします。該当するコンポジットが存在しない場合は、新規コンポジットを構築します。コンポジットが存在する場合は、それを更新します(Toxik のインポート オプションによって、更新/作成/再作成モードが異なります)。

注:正しいシーン アンカーが定義されていないと、エクスポートは実行できません。プリコンポジット シーン アンカー(Pre-Compositing Scene Anchor)フィールドに名前を入力しないですべてエクスポート ボタンまたは選択項目のエクスポート ボタンをクリックした場合、名前を定義するか、それともシーン名をアンカーとして使用するか尋ねるプロンプトが表示されます。シーン名をシーン アンカーとして使用するのは避けてください。Maya シーンと Toxik プロジェクトのシーン構成との間の固有なコネクションが壊れてしまいます。例外として、エクスポートするのが 1 回のみで、その後は構成を更新するつもりがない場合があります。たとえば、Toxik でプリコンポジット テンプレートを作成するだけの場合は、シーン アンカー ファイルは不要です。シーン アンカーは既存のシーン構成の更新にしか使用しません。

シーンのプリコンポジットの注(Scene Pre-Compositing Notes)

このセクションを使用して、プリコンポジット ファイルの変更を特定します。