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MEL スクリプトとペイント スクリプト ツール(Paint Scripts Tool)を使ってペイントする
MEL スクリプトとペイント スクリプト ツールを使ってペイントする
スクリプト ペイント
MEL スクリプトによるペイントの概要
MEL スクリプトは、MEL コマンドや MEL プロシージャ、またはその両方が記述されたファイルです。通常、MEL スクリプトはユーザ独自のエフェクトを作成する場合に使用します。アーティザン ペイント スクリプト ツール(Paint Scripts Tool)を使用すると、ウェイトをペイントする時と同じ方法でユーザ独自のエフェクトをサーフェスにペイントすることができます。アーティザンには、次の 3 種類のサンプル スクリプトが用意されています。
- spherePaint: 選択した NURBS サーフェスに球体をペイントするには、spherePaint スクリプトを使用します。このスクリプトは、ユーザが独自の MEL スクリプトを書きやすくするためのサンプルとして用意されています。
- geometryPaint: シーン内で事前に定義したオブジェクトを選択し、それらのオブジェクトを特定の NURBS サーフェスにペイントするには、geometryPaint スクリプトを使用します。たとえば、シーン内で NURBS コーンのオブジェクトが定義されている場合は、geometryPaint
スクリプトを使用して、サーフェスに NURBS コーンをペイントすることができます。その際、NURBS コーンのサイズ、位置、角度、密度はペイント スクリプト ツール(Paint Scripts Tool)のオプションで指定します。
- emitterPaint: サーフェスにエミッタをペイントするには、emitterPaint スクリプトを使用します。エミッタはパーティクルを放出します。放出されるパーティクルの位置や方向、量、初速は、エミッタのアトリビュートによって制御されます。放出された後のパーティクルの特性は、エミッタが属するパーティクル
オブジェクトのアトリビュートによって制御されます。エミッタの詳細については、『ダイナミクス』マニュアルを参照してください。
これらのスクリプトは、次のディレクトリに格納されています。
- (Windows)<ドライブ名>:\Program Files\Autodesk\Maya2009\scripts\others
- (Linux)mayapath/scripts/others
- (Mac OS X)/アプリケーション/Autodesk/maya2009/Maya.app/Contents/scripts/others
独自の MEL スクリプトを書く時には、これらのスクリプトを参考にしてください。ただし、これらのスクリプトは完全にテストされていないため、サポートの対象外です。独自のスクリプトを作成する方法の詳細については、『MEL とエクスプレッション』マニュアルを参照してください。