カラー ランプを使用してパーティクルにカラーを追加する
 
 
 

ランプ テクスチャは 2D イメージで、1 つのシェードから別のシェードにカラーがブレンドされています。次の手順では、カラー ランプを使用して、時間の経過に従ってパーティクルにカラーを適用します。

カラー ランプを使用してパーティクルにカラーを追加するには

  1. アトリビュート エディタで rgbPP データ ボックスを右クリックして、プルダウン メニューからランプの作成(Create Ramp)を選択します。

    デフォルトのカラー ランプの場合、次のようにパーティクルにカラーが割り当てられます。

    各パーティクルが発生(放出)時から存続していく間に、上垂直(V)方向のランプのカラーに従ってパーティクルのカラーが変化します。水平(U)方向のランプのカラーはこのレッスンでは使いません。

    Maya では、ランプを作成するときにライフ スパン アトリビュートが追加されて、デフォルトで 1 秒に設定されます。各パーティクルは 1 秒のライフ スパンの間に赤から緑、青へと変化します。その後パーティクルは表示されなくなります(消失します)。

  2. パース ビュー ウィンドウ メニューでシェーディング > すべてをスムース シェード(Shading > Smooth Shade All)を選択します。

    これにより、次にアニメーションを再生するときに、パーティクルのカラーを表示できるようになります。

  3. 再生範囲の始めに移動し、アニメーションを再生します。パーティクルがコーンの空間領域の最後に達していないことに注目してください。

    これは、ライフ スパンがデフォルトの 1 に設定されているためです。アニメーションでパーティクルが存在する秒数です。

  4. チャンネル ボックス(Channel Box)で、ライフスパンを 3 に設定します。再生範囲の始めに移動し、アニメーションを再生します。

    パーティクルが前よりも長く存在するので、コーン全体およびトーラスの一部を通過します。パーティクルは、発生してから時間が経過して消失するにつれて、赤から緑、青へと変化します。