基礎知識
 
 
 

このマニュアルは、Maya ゲーム トランスレータの使用方法について説明しています。

重要:Maya 4.0 以降では、Maya の API を直接使用することをお勧めします。MDT レイヤが Maya 1.0 用に開発されて以来、API にいくつもの関数が追加されたので、MDT レイヤを使用する必要は減りました。

Maya ゲーム トランスレータは、Autodesk のライセンスを受けたユーザに提供されます。また、提供された Maya ゲーム トランスレータをユーザ サイトで独自にカスタマイズできるように、トランスレータのソース コードと MDtApi も提供されます。

VRML2、RTG、GE2 の各ゲーム トランスレータは API インタフェース レイヤ(MDtApi)で書かれています。MDtApi 機能は Maya API を使用して実装されています。MDtApi は、いかなる形式の Maya API も代替することはありません。Dt 機能は、トランスレータ機能と他のプラットフォーム間でのソース コードの再利用を容易にし、API ソース コードのサンプルを提供することを目的としています。

ゲーム トランスレータは、 ファイル > すべてエクスポート(File > Export All)または ファイル > 選択項目のエクスポート(File > Export Selection)メニュー項目からアクセスできるファイル トランスレータ(File Translator)プラグインです。

トランスレータ内部処理の、2 つの基本的な段階

トランスレータの起動プロセスには、ユーザの設定が必要なオプションがいくつかあります。これには、内部データベースをセットアップするオプション セットと、実際にトランスレータを起動するためのオプション セットがあります。

内部データベースの共通オプション

アニメーション オプション(Animation Options)

フレーム レンジ、要求されたアニメーションのレベルなどを含む

エクスポート オプション(Export Options)

階層情報、テッセレーション パラメータ、冗長動作のレポートなどを含む

テクスチャ オプション(Texture Option)

シェーダ評価パラメータを含む

その他のオプション: トランスレータ固有のオプション