Maya のライセンス発行の詳細については、本書の「」の章を参照してください。 本章の対象ユーザ
使用している Maya のバージョンによって、satellite 対応 mental ray standalone が実行されているネットワーク CPU のうち、レンダリングに関与できる CPU の数が異なります。
スタンドアロン型ライセンスでは、指定されたホストからのみ、satellite とともに使用される mental ray for Maya を開始することができます。Maya キーはこのホストに対して受信されます。ワークステーションは、ライセンスに応じて、mental ray for Maya レンダリングを、2 つまたは 8 つのスレーブ CPU に分散することができます。
ネットワーク ライセンスでは、多少、柔軟な機能が使用できます。
購入した Maya ライセンスの種類に応じて、ライセンスに mental ray for Maya Complete、または mental ray for Maya Unlimited ライン項目を追加することができます (ライセンス ファイルにリストされたこれらのライン項目は、個別にライセンス発行された機能を全体的な Maya のライセンス下で定義します)。ネットワーク ライセンス セットアップでは、Maya を実行するライセンス、および mental ray for Maya を実行するライセンスを別々にログアウトし、特定のレンダリング タスクをリモートで起動できるようにすることができます。
ネットワーク ライセンスで mental ray for Maya を使用するケースには、次の 2 つが考えられます。
このライセンス発行動作をオーバーライドするには、Render -r mr コマンドとともに、-lic mc フラグを使用します。Render -r mr -lic mc はまず、このライセンス内部で mental ray for Maya Complete ライン項目をチェックし、Complete ライン項目が使用できなければ、このライセンスから Unlimited ライン項目を検索します。
mental ray レンダリングの詳細については、Maya ヘルプの「レンダリング」セクション(例: レンダリング)や Maya ヘルプに付属の mental ray リファレンスを参照してください。