Maya の機能を最大限に生かすには、Maya の実行について動作確認済みのグラフィックス カードが必要です。次のサイトを参照してください。
http://www.autodesk.co.jp/qual-charts
また、Windows の画面のプロパティで設定されたオプションは、Maya の表示速度に影響します。Maya での使用について動作確認済みのグラフィックス カードの正しいオプション設定については、動作環境ページをチェックして最新情報を確認してください。
Windows の画面のプロパティで設定可能な、Maya の表示速度を最適化するためのオプションを作成しているグラフィックス カード メーカもあります。グラフィックス ソフトウェアがこのオプションを提供しているかを確認するには、グラフィックス カードのインストール説明書をご覧になるか、グラフィックス カード メーカにお問い合わせください。
動作確認がされていないカードをお使いになる場合は、以下のオプション設定をお試しください(メーカにより表示オプションの設定が異なるため、いくつかの手順では一般的なガイドラインのみ説明しています)。
Maya は、通常、解像度が 1280×1024 以上の場合に最も効果的に動作します。True Color を選択したときに、カードに搭載された VRAM が限られている場合は、これよりも解像度を低くした方が望ましい結果が得られます(解像度が高過ぎるとカードのメモリが足りなくなり、ハードウェア アクセラレーションを使用せずに、OpenGL ドライバをソフトウェア モードで操作せざるをえない状態になります)。
グラフィックス カードのドライバ ソフトウェアをインストールすると、通常は、カードの名前のタブが画面のプロパティ ウィンドウに作成されます。このタブには、カードによって異なるパフォーマンス オプションがあります。Windows XP の場合、[詳細] ボタンをクリックして適切なタブを選択してください。
以下に、パフォーマンス オプションを設定する際の一般的な例を挙げます。
Maya は、ほとんどの中、高品質の OpenGL グラフィックス カードで使用できるハードウェア オーバーレイ プレーン機能を採用しています。オーバーレイ プレーンとはプログラム上で、他のエレメントの上にある一部のユーザ インタフェースを、全体を再描画することなくすばやく表示できるようにする機能です。一部の製品では、オーバーレイ プレーンはハードウェア オーバーレイと呼ばれています。
Maya は、シングル バッファ、あるいはダブル バッファの 4 ビット、またはそれ以上のオーバーレイ プレーンで動作します。グラフィックス カードによっては、アルファ プレーンをオフにしなければオーバーレイ プレーンを使用できないものがあります。