パーティクル サンプラ(Particle Sampler Info)ノード
 
 
 
出力 UV 座標(Out Uv Coord)

デフォルトでは、出力 U 座標(Out U Coord)出力 V 座標(Out V Coord)はパーティクルの正規化された存在時間を与えます。出力 UV 座標アトリビュートは出力 U 座標出力 V 座標から構成されています。この形式で提供されるのは、このアトリビュートを使用してテクスチャ配置ノードを制御できるようにするためです。

出力 UV タイプ(Out Uv Type)

出力 UV 座標の計算方法を指定します。4 つの選択肢があります。

正規化した存在時間(Normalized age)

パーティクルの finalLifespanPP で割ったパーティクルの存在時間。finalLifespanPP アトリビュートはパーティクルの存在時間に使用されます。これは、パーティクルのすべてのライフスパン モード(Lifespan Mode)で機能します。しかし、ライフスパン モード不滅(Live forever)に設定されると、すべての寿命が実質的に無限なので、正規化した存在時間は常に 0 です。

出力 UV タイプ(Out UV Type)はデフォルトでは正規化した存在時間(Normalized age)に設定されています。前のリリースのように、相対的な存在時間の使用アトリビュートを設定する必要はありません。

パーティクル サンプラのこの出力は、particleShape に ageNormalized アトリビュートがあるかどうかに関わらず使用できます。

絶対存在時間(Absolute Age)

finalLifespanPP の代わりに、パーティクル サンプラ ノードの正規化の値(Normalization Value)アトリビュートを使用します。このアトリビュートは、パーティクルを永久に存続させたい場合、または存続期間中にテクスチャを何度も循環させたい場合に便利です。

親 UV(Parent UV)とコリジョン UV(Collision UV)

particleShape のこれらのアトリビュートを u と v の値として使用します。在続時間のほかに、これらのアトリビュートを使用してパーティクルの独自のテクスチャ座標を定義できるので、これらのアトリビュートは以前よりも強力です。

正規化の方法(Normalization Method)

出力 UV タイプ絶対存在時間に設定されている場合のみ適用されます)出力 UV 座標(Out UV Coord)を計算するために絶対存在時間(Absolute Age)とパーティクルの存在時間を適用する方法を指定します。存在時間範囲は 0 から正規化の値で指定された値までの範囲です。

折り返し(Oscillate)

パーティクルの実際の存在時間が増加すると、Maya は正規化範囲を繰り返し循環します。たとえば、正規化の値が 2 の場合には、Maya はパーティクル在続時間として次の値を使用します。

実際のパーティクル存在時間 Maya が使用する値

0

0

0.1

0.1

1

1

2

2

2.1

0.1

3

1

4

2

クランプ(Clamp)

実際の存在時間が正規化の値を超えると、Maya は正規化の値を使用します。たとえば、正規化の値が 2 の場合には、Maya はパーティクル在続時間として次の値を使用します。

実際の存在時間 使用する値

0

0

0.1

0.1

1

1

2

2

2.1

2

3

2

4

2

正規化の値(Normalization Value)

出力 UV タイプ絶対存在時間に設定されている場合のみ適用されます)存在時間(age)範囲の上限値を指定します。たとえば、2 の値を使用する場合には、パーティクルの存在時間範囲は 0 から 2 までの範囲です。

逆出力 UV(Inverse Out Uv)

1 - 出力 UV 座標出力 UV 座標ではなく)を計算結果として使用します。たとえば、パーティクルが生まれたときの値が 1 で、消滅したときの値が 0 になるように outUVType を設定します。これは、すべての出力 UV タイプに適用します。