ブレンド シェイプ エディタ(Blend Shape Editor)
 
 
 

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ターゲット ウェイト スライダ

ウェイト スライダを使用すると、ターゲット シェイプのウェイト値をすばやく設定することができます。各ウェイト スライダの設定範囲は、デフォルトで 0.000 ~ 1.000 です。カレントのウェイト値は、ターゲット スライダのターゲット ウェイト ボックスに表示されます。

スライダの方向は変更できます。詳細については、 ブレンド シェイプ(Blend Shape)デフォーマを編集するを参照してください。

ターゲット ウェイト ボックス

各フィールドには、各ターゲット シェイプのカレントのウェイト値が表示されます。ターゲット シェイプのウェイト値の設定範囲は、デフォルトで 0.000~1.000 です。ターゲット ウェイト ボックスで値を変更すると、入力した値に合わせてターゲット シェイプのウェイト スライダが更新されます。

フィールドに -10.000 ~ 10.000 の値を入力すると、ターゲット シェイプのインフルエンスの度合いを大きくしたり逆に作用させたりすることができます。カレントの最大値(デフォルトでは 1.000)より大きい値を入力すると、最大値が 2 倍になるか、あるいは 2 倍にした値が 10.000 より大きい場合は 10.000 に変わります。カレントの最小値(デフォルトでは 0.000)より小さい値を入力すると、最小値が 2 倍になるか、あるいは 2 倍にした値が -10.000 より小さい場合は -10.000 に変わります。カレントの最小値より小さい値またはカレントの最大値より大きい値を入力すると、ターゲット ウェイト スライダは変更されてその新しい範囲の値を反映するようになります。

ターゲットの名前

デフォルトでは、ターゲット シェイプの名前はターゲット オブジェクトの名前と同じ(nurbsSphere1 など)になりますが、必要であればターゲット シェイプに他の名前を付けることもできます。ターゲット シェイプに新しい名前を付けても、ターゲット オブジェクトの名前は変わりません。ブレンド シェイプ デフォーマの作成後でもっと適切な名前を付けたい場合などに便利です。

削除(Delete)ボタン

blend shape ノードを削除します。ブレンド シェイプのコントロールは、ブレンド シェイプ(Blend Shape)エディタから削除されます。

ベースの追加(Add Base)ボタン

選択したベース シェイプをベイク処理して、ターゲット シェイプとして追加します。

すべてキー(Key All)ボタン

カレントの値ですべてのウェイト値にキーを設定します。

すべてリセット(Reset All)ボタン

すべてのウェイト値を 0 にリセットします。

選択(Select)ボタン

ブレンド シェイプ デフォーマ(Blend Shape Deformer)ノードを選択します。

キー(Key)ボタン

カレントの値にキーを設定します。または、タイムライン上にドラッグ & ドロップして排他的なキーを設定します。

ブレンド シェイプ アトリビュート(Blend Shape Attributes)

原点(Origin)

ブレンド シェイプをベース オブジェクト シェイプの位置、回転、スケールに関連付けるか、または直接指定するかを設定します。ローカル(local)ワールド(world)、またはユーザ(user)を選択します。

ローカル(Local)

ベース オブジェクト シェイプとターゲット オブジェクト シェイプの位置、回転、スケールの違いを無視してブレンドします。

ワールド(World)

ベース オブジェクト シェイプとターゲット オブジェクト シェイプの位置、回転、スケールの違いを考慮してブレンドします。

ローカル(Local)およびワールド(World)の選択項目は、原点(Origin)作成オプションの選択項目と同じです。ただし、ユーザ(user)オプションは、原点(Origin)作成オプションにはありません。

ユーザ(User)

baseOrigin および targetOrigin という 2 つの特殊なアトリビュートを指定して、原点に関する情報を提供します。これらのアトリビュートの詳細については、ブレンド シェイプ デフォーマ(Blend Shape Deformer)ノード(デフォルト名は blendShapen)または blendShape MEL コマンドのオンライン マニュアルを参照してください。baseOrigin アトリビュートと targetOrigin アトリビュートの値を設定するには、setAttr MEL コマンドを使用します。

ウェイト(Weight)

ターゲット(Target)

指定したターゲット シェイプのインフルエンスの度合い、すなわち、ウェイト値を設定します。値が 0.000 の場合は、ターゲットにまったくインフルエンスが及ぼされません。値が 1.000 の場合は、ターゲットにインフルエンスの度合いが最大になります。指定されたターゲット シェイプごとに、スライダを使用して 0.000 ~ 1.000 の値を選択します。

デフォーマ アトリビュート(Deformer Attributes)

エンベロープ(Envelope)

変形のスケール係数を設定します。スライダを使用すると、0.000 ~ 1.000 の間で値を選択できます。また、数値を入力すると、-2.000 ~ 2.000 の間で選択することができます。値が 2.000 の場合は、全体的なデフォメーション エフェクトが 2 倍になります負の値の場合は、デフォメーション エフェクトが反対側に作用します。デフォルトは 1.000です。

ノードの動作(Node Behavior)

詳細については、 一般的なデフォーマ ノード アトリビュートを参照してください。

追加のアトリビュート(Extra Attributes)

デフォルトでは追加のアトリビュートはありません。