温度値をコンテナ内にペイントする
 
 
 

デフォルトでは、燃料密度はコンテナ内に温度がないときでも反応しますが、高い温度値を追加すると反応がさらに速くなります。

温度値をコンテナ内にペイントするには

  1. ツール設定ウィンドウで、ペイント アトリビュート(Paint Attributes)セクションのペイント可能なアトリビュート(Paintable Attributes)を温度(Temperature)に設定します。流体の温度方法(Temperature Method)ダイナミック グリッドまたはスタティック グリッド(Static Grid)に設定するよう、メッセージが表示されます。

    温度方法ダイナミック グリッドに設定すると、コンテナ グリッドに配置する温度値が、シミュレーション時に流体ダイナミックス ソルバによって再計算、変更されます。

    温度方法スタティック グリッドに設定すると、コンテナ グリッドに配置する燃料値はシミュレーション時に流体ダイナミクス ソルバで使用されますが、変更はされません。スタティック グリッドはコンテナの特定の領域に特定の値を定義して、かつ時間が経過してもこれらの値を変化させたくない場合に便利です。

  2. ダイナミックに設定をクリックします。密度と燃料値が消えます。値はまだ存在しますが、表示されるのは温度値だけです。現在、コンテナ内に温度値はありません。
  3. スライスの厚み全体を単一のストロークでペイントできるように、ブラシを変更します。ツール設定ウィンドウのストローク(Stroke)セクションで、スタンプ デプス(3D)(Stamp Depth (3D))を 2 に設定します。ブラシが変更され、ブラシ ストロークがどのくらいの深さまでペイントするかが表示されます。

    ブラシのデプスをスライスの深さより厚くした場合でも、ペイントされるのはスライス内の空間だけです。

  4. スライスの中央に温度を少しペイントします。

    ストロークによって、スライスの厚み全体に温度値が追加されます。

    次の手順では、すべてのプロパティ値を一緒に表示し、それらを区別するためにプロパティにカラーを適用しましょう。