作成エクスプレッションを使用して一定のカラーを設定する
 
 
 

アニメーション時に変化しないアトリビュート(パーティクル カラー)を設定するには、作成エクスプレッションを使用します。作成エクスプレッションは、開始時間に移動すると実行されます。アニメーションの再生中には実行されません。放出されるパーティクルについては、作成エクスプレッションはパーティクルが放出されたときに実行されます。

作成エクスプレッションを作成するには

  1. アトリビュート エディタパーティクル単位(配列)アトリビュート(Per Particle(Array)Attributes)セクションで、rgbPP フィールドを右クリックして、ポップアップ メニューから作成エクスプレッション(Creation Expression)を選択します。エクスプレッション エディタ(Expression Editor)にバブルのシェイプ ノード(BubblesShape)が表示される点に注意してください。

    エクスプレッションを使用してパーティクル アトリビュートを制御するには、エクスプレッション エディタで選択されたオブジェクトがパーティクルのシェイプ ノードであって、パーティクル オブジェクトのトランスフォーム ノードではないことを確認してください。パーティクル オブジェクトのトランスフォーム ノードが選択されている場合は、マウス カーソルをシーン ビューに移動して、キーボードの下向き矢印キーを押し、パーティクルのシェイプ ノードを選択してください。

  2. 次のエクスプレッションを入力し、作成(Create)ボタンをクリックします。
    BubblesShape.rgbPP = <<1,0,0>>;

    エクスプレッション エディタ作成ボタンをクリックすると、Maya により、エクスプレッションの構文がチェックされます。入力ミスがない場合、このエクスプレッションは 100 個のパーティクルそれぞれについて 1 回だけ実行されます。

    このエクスプレッションにより、オブジェクトにあるすべてのパーティクルが赤く色付けられます。ダブル アングル カッコ「<<」と「>>」には、rgbPP アトリビュートの赤、緑、青コンポーネントを 1、0、0 に設定するためのベクトルが含まれます。RGB カラー スキームでは、これによりオブジェクトに赤いカラーが指定されます。

    パーティクルに色が付かない場合は、パネル メニューのシェーディング > すべてをスムース シェード(Shading > Smooth Shade All)がオンになっているかどうか確認してください。エクスプレッションで割り当てられたカラーを表示するには、パーティクルにこのシェーディング モードが設定されている必要があります。

  3. アニメーションを再生します。パーティクルは赤いままです。