parentConstraint
 
 
 

アトリビュート エディタ(Attribute Editor)で、ペアレント コンストレイン ノードの特性を参照したり、編集したりすることができます。ペアレント コンストレイン ノードを編集するには、まずアウトライナ(Outliner)でノード名を選択するか、アトリビュート エディタでノードのタブを選択します。アウトライナでノード名を選択した場合、 ウィンドウ > アトリビュート エディタ(Window > Attribute Editor)を選択するか、ショートカット キー +a を使用して、選択したノードのアトリビュートを参照します。詳細については、 一般的なコンストレイン ノード アトリビュートを参照してください。

次の章では、ペアレント(Parent)コンストレイン ノード(parentConstraint)に固有のアトリビュートについて説明します。

ペアレント コンストレイン アトリビュート(Parent Constraint Attributes)

出力をロック(Lock Output)

オブジェクトのコンストレイン対象チャンネルをユーザが直接操作できるかどうかを指定します。たとえば、ペアレント コンストレインの出力をロック(Lock Output)アトリビュートがオフの場合、ドライバ オブジェクトを移動または回転させなくてもコンストレイン対象オブジェクトの位置と方向を変更できます。

コンストレイン対象オブジェクトの出力をロック(Lock Output)アトリビュートがオンの場合は、ドライバ オブジェクトをトランスフォームしないとコンストレイン対象チャンネルを操作できません。コンストレイン対象オブジェクトの出力をロック(Lock Output)アトリビュートがオフの場合は、ドライバ オブジェクトをトランスフォームしなくてもコンストレイン対象チャンネルを直接操作できます。

注:アニメーションのブレンド(Animation Blending)プリファレンスは、出力をロック(Lock Output)アトリビュートのデフォルト状態に作用します。

補間タイプ(Interp Type)

コンストレインの回転の補間タイプを設定します。補間タイプ(Interp Type)は、コンストレイン対象オブジェクトに複数のターゲットがある場合にのみ、適用されます。

平均(Average)

コンストレイン対象オブジェクトとターゲット間の回転を平均します。

最短(Shortest)

クォータニオン補間を使用して、コンストレイン対象オブジェクトからターゲットまでの回転における最短パスを検索します。

最長(Longest)

クォータニオン補間を使用して、コンストレイン対象オブジェクトからターゲットまでの回転における最長パスを検索します。このパスは最短(Shortest)と反対方向になります。

フリップなし(No Flip)とキャッシュ(Cache)

フリップなし(No Flip)は現在の回転を、コンストレイン対象オブジェクトにキャッシュします。フリップなし(No Flip)を選択した場合、キャッシュ(Cache)ボタンをクリックしてキャッシュを作成する必要があります。コンストレイン対象オブジェクトにキャッシュされた補間がある場合は、キャッシュ(Cache)は補間タイプ(Interp Type)メニュー フィールドに表示されます。

キャッシュの作成(Create)ボタン

現在の回転補間をコンストレイン対象オブジェクトにキャッシュして、コンストレイン ノードにある現在の回転補間のアニメーション カーブを作成します。キャッシュすることで、フリッピングを低減させることができます。ただし、これは、フリップなし(No Flip)を選択している場合のみ使用することができます。

キャッシュの削除(Delete)ボタン

現在の回転補間キャッシュを、コンストレイン対象オブジェクトから削除します。ただし、これは、補間タイプ(Interp Type)のメニュー フィールドにキャッシュ(Cache)が表示されている場合のみ使用することができます。

コンストレイン移動(Constraint Translate)

コンストレイン対象オブジェクトの現在の位置を示します。この値は、オフセット移動(Offset Translate)の値を指定するときに便利です。このフィールドは読み取り専用です。

コンストレイン回転(Constraint Rotate)

コンストレイン対象オブジェクトの現在の回転を示します。この値は、オフセット回転(Offset Rotate)の値を指定するときに便利です。このフィールドは読み取り専用です。

レスト位置の有効化(Enable Rest Position)

詳細については、 レスト位置(Rest Position)アトリビュートを参照してください。

レスト移動(Rest Translate)

詳細については、 レスト位置(Rest Position)アトリビュートを参照してください。

レスト回転(Rest Rotate)

詳細については、 レスト位置(Rest Position)アトリビュートを参照してください。