設定例
 
 
 

このセクションでは、エイム コンストレインを実行した 2 つの例を説明します。

球体に対する球体の方向付け

2 つの球体プリミティブを設定するには

  1. NURBS 球体を作成します。
  2. 球体をシーンの中心から少し離れた場所に移動します。
  3. もう 1 つの NURBS 球体を作成し、シーンの原点に置きます。
  4. 球体のローカル回転軸を表示します( ディスプレイ > トランスフォーム ディスプレイ (Display > Transform Display) > ローカル回転軸(Rotation Axes)を選択)。

エイム コンストレインを作成するには

  1. 移動した球体を選択し、次に原点にある球体を選択します。
  2. コンストレイン オプションがデフォルト設定になっているのを確認してから、 コンストレイン > エイム(Constrain > Aim)を選択します(デフォルト設定を確認するには、 コンストレイン > エイム(Constrain > Aim) を選択し、設定のリセット(Reset Settings)を選択してから、追加(Add)をクリックします)。

エイム コンストレインを使用するには

  1. 移動した球体(nurbsSphere1)を選択し、移動ツール(Move Tool)を選択します。この球体を移動すると、もう 1 つの球体(nurbsSphere2)が回転します。

nurbsSphere2 のローカル回転 X 軸が、常に nurbsSphere1 の方向を向く様子に注意してください。また、nurbsSphere2 のローカル回転 Y 軸が、常にシーンの Y 軸と可能な限り近い方向を向こうとする様子に注意してください。

デフォルトでは、エイム ベクトルによって nurbsSphere2 のローカル回転 X 軸は nurbsSphere1 の方向を向きます。また、デフォルトでは、アップ ベクトルによって nurbsSphere2 の Y 軸は自身に関連付けられ、シーンの Y 軸と可能な限り近くなります。

球体に対するコーンの方向付け

球体とコーン(円錐プリミティブ)を作成するには

  1. NURBS 球体を作成します。
  2. 球体をシーンの中心から少し離れた場所に移動します。
  3. NURBS コーンを作成します。

エイム コンストレインを作成するには

  1. 作成した球体を選択し、次にコーンを選択します。
  2. コンストレイン > エイム(Constrain > Aim) を選択します。
  3. エイム ベクトル(Aim Vector)を 0.0、1.0、0.0 に設定します。(デフォルト値は 1.0、0.0、0.0 です)。
  4. アップ ベクトル(Up Vector)を 0.0、0.0、1.0 に設定します。
  5. ワールド アップ ベクトル(World Up Vector)を 0.0、0.0、1.0 に設定します。
  6. 追加(Add)ボタンをクリックします。
  7. これでコーンがコンストレインされ、球体に追従します。

コンストレインを使用するには

  1. 球体を選択し、次に移動ツール(Move Tool)を選択します。球体を移動すると、コーンが常に球体の方向を向きます。