設定(Settings)プリファレンス
 
 
 

ワールド座標系(World Coordinate System)

アップ軸(Up Axis)

アップ軸を Y または Z に設定します。デフォルトは Y です。

作業単位(Working Units)

プリファレンスの単位は、カレントのシーンにのみ関係します。新規シーン(New Scene)のデフォルト単位を変更しなくても、作成済みシーンの単位を変更できます。

新規シーンで使用されるデフォルトの作業単位を指定できます( ファイル > 新規シーン(File > New Scene))。長さの単位、角度の単位、および時間の設定を指定できます。

異なる単位が使われているシーン ファイルを開いても、指定した単位は上書きされません。初めて Maya を実行すると、デフォルトの作業単位(Default Working Units)は、プリファレンスで設定した作業単位(Working Unit)の値から設定されます。

リニア(Linear)

移動やスケーリングなど長さの値を使用する操作の計測単位を設定します。デフォルト単位はセンチメートル(centimeters)です。

角度(Angular)

回転など角度の値を使用する操作の計測単位を設定します。デフォルト単位は度(degrees)です。

時間(Time)

アニメーションの動作時間単位を設定します。タイム スライダは選択した単位でタイム値を表示します。タイム スライダ値は時間単位を変更すると更新されます。時間単位をフレームまたはクロック値として指定することができます。

フレームの選択には次のものが含まれています。15 fps、Film (24 fps)、PAL (24 fps)、NTSC (30 fps)、Show (48 fps)、PAL Field (50 fps)、NTSC Field (60 fps)、2、3、4、5、6、8、10、12、16、20、40、75、80、100、120、125、150、200、240、250、300、375、400、500、600、750、1000、1200、1500、2000、3000、6000(フレーム/秒)。

クロック値には次のものが含まれています。

フレームおよび時間という用語は、タイム スライダで表示される動作時間の単位を示します。技術的には、フレームは、時間がフレーム/秒(fps)に指定されている場合のみ適用されます。一般的には、時間はフレームまたはクロック値を示します。

カレント フレームでキーを維持(Keep Keys at Current Frames)

デフォルトでは、カレントの時間単位を変更すると、再生タイミングを維持する形で既存のすべてのキーに設定されている時間が変更されます。たとえばフレーム 12film に設定されたキーは、カレントの時間単位が NTSC に変更されると、同じ 0.5 秒のキーを表すフレーム 15ntsc に変更されます。このオプションをオンにすると、元の 12film のキーは 12ntsc になります。このオプションのデフォルト設定はオフです。カレントの時間単位が変更されると、オプションはオンになります。

許容値(Tolerance)

許容値では、オリジナルのカーブと処理を施すカーブ(すなわち補間カーブ)との精度(補間精度)をどれだけ維持するかを設定します。この設定はグローバルに適用され、必要に応じて変更することができます。次の許容値オプションを設定してください。

位置(Positional)

オリジナルのカーブと補間カーブとの実際の位置における精度を設定します。

接線(Tangential)

2 つの NURBS オブジェクトの接線の連続性を共有エッジまたは共有ポイントでどれだけ確立するかの精度を設定します。