プラグイン マネージャ(Plug-in Manager)
 
 
 

ウィンドウ > 設定/プリファレンス > プラグイン マネージャ(Window > Settings/Preferences > Plug-in Manager)

プラグインは、Maya の機能を拡張するための追加のソフトウェア モジュールです。たとえば、各種ファイル フォーマットのインポートとエクスポートに使用するファイル トランスレータは、プラグイン機能です。専用のプラグインを作成または購入すると、特定のジョブに合わせて Maya をカスタマイズすることができます。

プラグインによって、次の機能を追加することができます。

関連項目

プラグイン マネージャ(Plug-in Manager)は、Maya にロードされるプラグインを管理します。頻繁に使用するプラグインは、常に Maya にロードしておくことができます。プラグイン マネージャを起動すると、プラグインのパスの全ディレクトリが検索され、使用可能なプラグインのリストが表示されます。

ロード(loaded)

カレントの Maya セッションにプラグインをロードします。

自動ロード(Auto Load)

Maya の次回の起動時に、プラグインを自動的にロードします。

情報ウィンドウ

特定のプラグインの情報を表示するには、まずモジュールをロードして、モジュールの横にあるiボタンをクリックします。

Maya はカレントのプラグインのリストをキャッシュします。新規プラグインを追加した場合は、リフレッシュ(Refresh)をクリックしてすべての変更を更新します。

選択したプラグインについて、次の情報が表示されます。

名前(Name)

プラグインの名前を表示します。Linux では、プラグインの拡張子は .so です。Windows で は、拡張子は .mll です。Mac OS X では、拡張子は .lib です。

パス(Path)

ファイルの格納場所を表示します。Linux では、デフォルトのプラグインは次の場所にあります。

/usr/autodesk/maya2009/bin/plug-ins

Windows では、デフォルトのプラグインは次の場所にあります。

drive:\Program Files\Autodesk\Maya2009\bin\plug-ins 

Mac OS X では、デフォルトの場所は次のとおりです。

/Applications/Autodesk/maya2009/Maya.app/Contents/MacOS/plug-ins

および

/Users/Shared/Autodesk/maya/2009

Maya は、これら両方の場所の有効なプラグインをチェックします。

ベンダー(Vendor)

プラグインのベンダー名を表示します。

プラグイン バージョン(Plug-in Version)

プラグインのバージョン番号を表示します。

API バージョン用(For API Version)

プラグインがコンパイルされた Maya API(Application Programmer Interface)のバージョンを表示します。

注:Maya の特定バージョン用にコンパイル済みのプラグインは、そのバージョンより前または後のバージョンにはロードすることはできません。つまり、プラグインが Maya バージョン 7 用に作成された場合、そのプラグインは、Maya 6.5 でも Autodesk Maya 8 でも動作しません。ドッ ト リリース(マイナー バージョン アップ)は、そのメジャー バージョ ンと互換性があります。逆の場合も同様です。たとえば、Maya 7.0 用にコンパイルされたプラグインは、Maya 7.0.1 で動作します。
自動ロード(Auto Load)

プラグインが自動ロードに設定されているかどうかを示します。

ロード(Is Loaded)

プラグインが現在ロードされているかどうかを示します。

プラグイン機能(Plug-in Features)

コマンド、ディペンデンシー ノード、ファイル トランスレータなど、プラグインによって追加された機能のリストを表示します。

別のプラグインを表示するには、三角マークをクリックしてその他の登録プラグイン(Other Registered Plugins)セクションを開きます。