トラブルシューティング: ハイパーシェード(Hypershade)の制限事項
 
 
 

シェーダの削除

ハイパーシェードでシェーダを削除しても、シェーディング グループは削除されません。この結果、シェーディング グループが孤立したデータとなります。場合によっては、このシェーディング グループに割り当てられているものがすべてソフトウェア レンダリングでは表示されなくなり、ハードウェア シェーディングでは濃いワイヤフレームとしてしか表示されなくなる可能性があります。

解決方法

後者のソフトウェア レンダリングとハードウェア レンダリングの問題を回避するには、これらのオブジェクトを別のシェーダに割り当てなおします。

タブの表示

タブの表示を上下または両方と何度も切り替えていると、ビューがリセットされなくなり、タブの 1 つに表示されていたものが見えなくなったような状態になることがあります。

解決方法

これを解決するには、問題のタブで ビュー > すべてをフレームに収める(View > Frame All)を設定します。

ハイパーシェード(Hypershade)からシーン ファイルをインポートする際に警告メッセージが表示される

mental ray ノードを含むシーン ファイルをインポートする際に、次のような警告メッセージが表示される場合があります。

// 警告メッセージ: 'Draft.message' はすでに 'mentalrayItemsList.options' にコネクトしています。(// Warning: 'Draft.message' is already connected to 'mentalrayItemsList.options'.)

これらの警告メッセージは、mental ray 関連ノードの既存のコネクションに関するもので、実害はなく無視しても問題ありません。

また、これらの警告が発生した際には、警告のダイアログボックスも表示されます。たくさんのファイルをインポートするときに、ファイルごとに手動でダイアログボックスを閉じる手間を省くには、file コマンドに-prompt false オプションを付けて実行してください。