移動先: 概要 戻り値 フラグ Python の例

概要

scriptNode( [attributeList] , [afterScript=string], [beforeScript=string], [executeAfter=boolean], [executeBefore=boolean], [name=string], [scriptType=int])

注意: オブジェクト名や引数を表す文字列はカンマで区切ります。これは概要には示されていません。

scriptNode は「元に戻す」が可能、「照会」が可能、「編集」が可能です。

scriptNodes にはファイルのロード時やスクリプト ノードの削除時に実行されるスクリプトが含まれます。scriptNode コマンドは、scriptNode の作成、編集、照会、テストに使用します。

戻り値

なし

戻り値の型は照会モードでは照会フラグが基になります。

フラグ

afterScript, beforeScript, executeAfter, executeBefore, name, scriptType
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数型 プロパティ
scriptType(st) int createqueryedit
スクリプトを実行するタイミングを指定します。次の値を使用できます。
0 要求に応じて実行します。
1 ファイルのロード時またはノードの削除時に実行します。
2 ファイルのロード時またはノードの削除時に実行します(バッチ モードではない場合)。
3 内部
4 ソフトウェア レンダー時に実行します。
5 ソフトウェア フレーム レンダー時に実行します。
6 シーンの構成時に実行します。
7 時間が変更されたときに実行します。
C: デフォルト値は 0 です。
Q: 照会すると int を返します。
beforeScript(bs) string createqueryedit
ファイルのロード時に実行されるスクリプト
C: デフォルトは空の文字列です。
Q: 照会すると string を返します。
afterScript(afterScript) string createqueryedit
スクリプト ノードの削除時に実行されるスクリプト
C: デフォルトは空の文字列です。
Q: 照会すると string を返します。
executeBefore(eb) boolean create
scriptNode の .before アトリビュートに格納されているスクリプトを実行します。このスクリプトは、ファイルがロードされたときに通常実行されます。
executeAfter(ea) boolean create
scriptNode の .after アトリビュートに格納されているスクリプトを実行します。このスクリプトは、スクリプト ノードを削除したときに通常実行されます。
name(n) string create
新しい scriptNode の作成時に、このフラグはノードの名前を指定します。固有でない名前を使う場合、その名前は固有性を確保するために修正されます。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ : コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ : タプルまたはリストとして渡された複数の引数を持てるフラグ

Python の例

import maya.cmds as cmds

#    Create a scriptNode named script that creates a sphere when a file
#    containing this node is loaded.
#
nodeName = cmds.scriptNode( st=2, bs='sphere', n='script')

#    Test the before script.
#
cmds.scriptNode( nodeName, executeBefore=True )

#    Add a script to create a cone when the script node is deleted.
#
cmds.scriptNode( nodeName, e=True, as='cone' )

#    Test the after script
#
cmds.scriptNode( nodeName, executeAfter=True )