移動先: 概要 戻り値 フラグ Python の例

概要

render( [camera] , [abortMissingTexture=boolean], [batch=boolean], [keepPreImage=boolean], [layer=string], [nglowpass=boolean], [nshadows=boolean], [replace=boolean], [xresolution=int], [yresolution=int])

注意: オブジェクト名や引数を表す文字列はカンマで区切ります。これは概要には示されていません。

render は「元に戻す」が不可能「照会」が不可能「編集」が不可能です。

render コマンドは、現在アクティブになっているカメラの MayaSoftware レンダリング セッションを開始するために使用されます。レンダリングがすでに実行中であれば、このコマンドはレンダリングを中止します。このコマンドは元に戻せません。

戻り値

stringレンダリング イメージの名前。

フラグ

abortMissingTexture, batch, keepPreImage, layer, nglowpass, nshadows, replace, xresolution, yresolution
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数型 プロパティ
xresolution(x) int create
x 解像度を上書きします。
yresolution(y) int create
y 解像度を上書きします。
nshadows(nsh) boolean create
シャドウ機能を上書きします(この値を false に設定すると、シャドウをグローバルでオフにできます)。
nglowpass(ngl) boolean create
グロー パス機能を上書きします(この値を false に設定すると、グロー パスをグローバルでオフにできます)。
batch(b) boolean create
バッチ モードで実行します。レンダリング可能なすべてのカメラのイメージを計算します。この MEL のフラグは、-render フラグを設定してバッチ モードで Maya を実行するのと同等の機能を持ちます。-batch を使用すると、他のすべてのフラグは無視されます。
keepPreImage(kpi) boolean create
後処理より前にレンダリングを維持します。-batch が設定されている場合のみ使用可能です。
replace(rep) boolean create
レンダリング イメージがすでに存在する場合にこれを置き換えます。-batch が設定されている場合のみ使用可能です。
abortMissingTexture(amt) boolean create
欠落しているテクスチャがあるとレンダラが異常終了します。-batch が設定されている場合のみ使用可能です。
layer(l) string create
指定したレンダー レイヤをレンダーします。 レンダー レイヤのレンダリング可能なアトリビュート値にかかわらず、このレンダー レイヤのみをレンダーします。 レイヤ名は出力イメージ ファイル名にアペンドされます。 指定したレンダー レイヤは、レンダリング前にカレント レンダー レイヤになり、レンダリング後もカレント レンダー レイヤのままです。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ : コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ : タプルまたはリストとして渡された複数の引数を持てるフラグ

Python の例

import maya.cmds as cmds

cmds.render()

cam = cmds.camera()
cmds.render( cam[0], x=768, y=576 )